内容説明
1944年春、連合軍の反攻を前にして、ロンメル将軍はドイツ軍の防衛計画会議をフランスの古城でひらこうとしていた。イギリス特殊作戦部のマンロゥ准将は、城主の姪アンヌ‐マリーに会議を探らせようと企てるが、彼女を不慮の事故が襲った。そこでアンヌ‐マリーの双生児の妹ジュヌヴィエーヴが姉になりすまし、フランスに潜入する。だが、古城で彼女を待ちうけていたのは、恐るべき謀略の罠だった…傑作戦争冒険小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ツバメマン★こち亀読破中
21
二次大戦末期、元看護婦のジュヌヴィエーヴ(←読み難い)は、ロンメル将軍がフランスの古城で開く会議に連合軍からスパイとして送り込まれることになった。不慮の事故に遭った彼女の双子の姉、アンヌ-マリーになりすまして。果たして彼女は任務を遂行し、英国へ無事帰国できるのか!うーん、これぞ戦争冒険小説!久々に堪能しました~。2018/09/11
コージ
5
再読。本作品と「狐たちの夜」は自分の中でごちゃ混ぜになっている。どちらもノルマンディー上陸作戦、Dーディ間近の英米とドイツ。どちらも素人の女性を超短期で教育しドイツ占領下のフランスや島に送り込む。ヒギンズお得意の戦争冒険小説‼。大スクリーンの映画を観ている様な感覚になれる。また芝居掛かっているようなストーリー展開が小気味よい。ジャック・ヒギンズの冒険小説への愛が溢れている本作。「反撃の海峡」「狐たちの夜」甲乙つけがたいが読んだ直後だから本作の方が断然面白いと思ってしまった。2020/01/18
May
3
ヒギンズ13作目。記録のため登録1994/04/01
sugimo2
1
それっぽさを詰め込んではいるけれど詰め込んだだけ、むしろ詰め込みすぎな感じ。ファン以外にはおすすめできない(^^;;2011/10/06
micky
0
Book off on line で見つけては読んでいる、愛読作家の本・・もうこれで30作目くらいか・・さすがに最近は、未読本を見つけるのが難しい。2014/03/17