ハヤカワ文庫<br> 愛の選択

ハヤカワ文庫
愛の選択

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784150406370
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

白血病という不治の病にもかかわらず、大金持ちの青年ヴィクターは才気にみち、生き生きとしていた。健康そのものの美しい娘ヒラリーは、隠遁生活をおくる彼の看護をするうち、自分にはない知性とエキセントリックな魅力に惹かれ、彼の愛人になった。だが一方で、彼女を求めるごく普通の健全な若者とも恋におちる…。潮風が吹くボストン近郊の海辺の町を舞台に描く、痛切な愛の三角関係。アメリカ文壇の新星が放つ話題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みも

18
原題は、「Dying Young」邦題も内容を示唆していない事もないが、読み手としては軸足の置き方によってタイトルの意味が変わる。白血病の大金持ちの青年が、病院での治療を放擲し自宅での日常生活を選択する。刹那的な生き方をする中で、「死」の恐怖に苛まれながら苦悩を深めてゆく。金で雇った看護者の女性と愛人関係になり、更に、彼女と恋に落ちる別の男性が登場し、いわゆる三角関係でありながら、男同士も友情を育む。って、ホント理解不能です。月に1,2冊出くわす事故のようなものです。3人で遊んだ…誰と寝た…その繰り返し。2016/05/08

てん・ゆう

0
妹を棄てた男の娘(修道院に閉じ込められていた18歳の無垢な子)の処女を奪い愛人と成り果てた姿を父親に見せつける復讐を目論見実行するヒーロー。これは政略結婚と違いヒーローの犠牲がない、酷すぎる…と嫌悪感が。ただ長編なので、逃げ出したヒロインのその後に色々な理由から1年程悶々と苦しむヒーローを読め、結構許せてきた。この場合のヒロイン子供存在隠しは納得。2012/10/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1427409
  • ご注意事項

最近チェックした商品