内容説明
１９４２年秋、ヒトラーは休戦協定を破り、ヴィシー政権下のフランスへ侵攻する作戦を進めていた。ツーロン港に碇泊する大艦隊を奪い、連合軍の北アフリカ上陸に備えようというのだ。この動きを知った連合軍は、英国特殊作戦執行部の精鋭ジョナス・ロイターをツーロンに潜入させ、やがて彼に重大な使命を与える―。ヒトラーの計画を伝えて艦隊を救え、それが不可能なら自沈へ導け！ジョナスは密かにフランス海軍への接触を開始する。だが、思わぬことから彼は、敵の手に捕えられてしまった。史実をもとに迫真の筆致で描く戦争冒険サスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とらやん
0
1942年。ヒットラーは休戦協定を破り、 ツーロン港に停泊するフランスの大艦隊を奪う作戦を発動する。 それを阻止するため送り込まれた、英国特殊作戦執行部の主人公。 彼は昔、ツーロンである女性と恋に落ちていたことがあった..... 危機また危機のスパイ小説。 そこそこ楽しめました。2012/04/06
