ハヤカワ文庫<br> 遙かなる敵影

ハヤカワ文庫
遙かなる敵影

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  • サイズ 文庫判/ページ数 522p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784150404758
  • NDC分類 933

内容説明

指揮艦ハイペリオン号の修復が完了した1794年11月、ボライソーは指令を受け、プリマスを出港した。ビスケー湾へ赴いた彼は、フランス沿岸を封鎖中の英国艦隊と合流、そこで哨戒任務に就く。だが間〓をついて、百戦練磨の提督ルキエに率いられたフランス艦隊が封鎖網を突破した。行方を追うボライソーらは、遙か大平洋を越え、カリブ海へ向かう。が、やがて判明したのは、英仏戦争の趨勢を左右するルキエの怖るべき陰謀だった!大海原を舞台に繰り広げる白熱の追撃戦―闘う男たちの生と死のドラマを渾身の筆致で描き上げるシリーズ屈指の傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鐵太郎

10
1794年、リチャード・ボライソー、戦列艦ハイペリオン号艦長 38歳。74門戦列艦の副長に、前回では最後任だったインチ海尉を副長に抜擢したという事は、今回のハイペリオン号の海尉たちはそろって経験のろくにない若造揃いということになりますが、それはそれ。(笑) 海峡艦隊司令長官と直属の戦隊司令官との確執などの人間模様を挟みつつ、物語はフランス沿岸からカリブ海まで。そして登場する「兄」。最初の「女優退場」もこの本。うーむ。2012/04/10

カラヤ3

1
これまで愚かな上司傲慢な上司に悩まされてきたが今回は臆病な上司に悩まされながら危機を乗り切る。帆船の上手廻し下手廻しや海戦で風上側が有利ということがまだよくわからない。2018/05/01

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