ハヤカワ文庫<br> スラッグス

ハヤカワ文庫
スラッグス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 275p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784150404505
  • NDC分類 933

内容説明

顎に冷たい物を感じて目がさめた。ぬるついた物体が唇に這い上がり、口の中に滑り込んでくる。頭の傷に手をやると、何かが傷口にしがみついていた。粘液にくるまれた生物が温かい肉をむさぼっているのだ―悲鳴をあげて飛び起きたときは手遅れだった。部屋は、うごめき這い回る食肉虫の群れに覆われていた。彼の肉体を喰い尽くそうとする大群に…異常発生したナメクジの群れが、食糧を求めて人間に襲いかかる!気鋭の若手がおぞましき恐怖を描く傑作スプラッター。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kouro-hou

20
文字通りの殺人ナメクジの大群が米国新興住宅街を襲うB級パニックホラー。開始早々キミら見たいのコレやろ!と一人血祭りにあげてから、平和な町の日常を書き始めるところがよくわかっていらっしゃる。主に下水や蛇口から現れて集団で丸かじりしてくるんですが、家庭菜園のレタス等に紛れて人体を内部から破壊など、生野菜はよく洗うべし!と教訓的で役立つ。戦うのは衛生管理官、生物学者、下水道管理人の3人と男泣きジョーズ風味。終盤に盛大に連続に立てられる死亡フラグや細かい事はいいんだよ&爆破でGo!と様式美溢れる展開も美しい。2017/08/26

Yu。

20
そのタイトル・表紙を目にして、なーんだとお思いになるかもですが、気づけば周りに囲まれてという動きの遅さをカバーする大群による圧力、しかも大きいもので20センチはあろううかというヤツらが猛毒粘液を撒き散らし血や肉を求め蛇口や野菜から“こんにちは”してきたならばと考えるとどうでしょう。。。そんなヤツらが子供・大人関わらずロンドン郊外に住む者達を次々と喰らい尽くす見るもおぞましい傑作B級パニックホラー。お、おもしろい!特にグロくて痛いのお好きな方ならMUSTかと… ついでに悪臭も伝わるオマケ付き(ー̀กー́ )2015/09/18

ほしこ

13
いやーーーー読んでてこんなに気持ち悪くなったのは初めてでした...。ナメクジの大群が人を襲う話。基本無害な生き物が人を襲う話は他にも読んだことあったけど、しんどかった...。でも読んじゃう(笑)読み終わった後は、表紙のナメクジの写真を見て「うぇぇぇ😭😭」となりました。2021/09/22

さといも

6
音も無くナメクジが忍び寄る。そのナメクジは人喰いナメクジー!!人を食べ、人が知らずにナメクジを口にすれば寄生虫に寄生され死に至る。 怖いし、気持ち悪い。 そんなナメクジをどうやって退治するのか。 最後は駆け足になってちょっともの足りない感じだけど、読んで良かった。ハラハラドキドキたっぷり味わいました。 塩では退治できなかったのかなぁ。。。2016/12/30

warimachi

2
この表紙はさすがにキモい。2024/07/20

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