感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
6
お話は、ボライソー22歳の1778年と、25歳の1781年の二つの章に別れます。足かけ4年間の間に、功績によって海尉艦長から正規艦長(ただし三年未満なので肩章は片方だけ)に昇進し、そのままスパロー号を指揮します。今回一人だけ、若い美女でしかも悪女というスザンナ・ハードウィックが登場します。この頃のケントさんはまだ悪女の書き方が下手ですね。(笑) 上陸作戦あり、財宝あり、海戦あり、私掠船あり。うん、面白い。イギリス海峡に帰還する場面には胸が熱くなりますが、ここでスパロー号とは見納めになります。2012/01/02
チャゲシン
1
米独立戦争からナポレオン戦争にかけて活躍した英国海軍の雄、ボライソーの活躍を描いたシリーズ。小さいなからも初めての艦長となったボライソーがしきとして成長していく。彼は再婚してからご何か気にくわない感じで遠ざかってましたが(全巻読んだけど)19年ぶり再読して面白かった。一冊の本によくもこれだけという程内容を盛り込み、独特の言い回しも巧妙、また登場人物の視点で主人公が語られる場目もあり、そして部下たちが成長してやがてボライソーの指揮下の艦長として活躍したり、他の類似シリーズにはない魅力が凄い好きですわ2019/10/05
カラヤ3
1
ボライソーが艦長となって初めての艦での3年半での出来事。航海・艦上勤務・戦闘のほかに後方の腐敗ぶりも書かれていた。現場が苦労するのは昔からだなあ。2018/06/06
本吉
0
ボライソー・シリーズ(第3巻) 歴史年代順第6番 2回目読了 2015/12/01