感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tetchy
52
難攻不落の要塞への進入行とくればやはり『ナヴァロンの要塞』を想起せずにはいられない。再びマクリーンが極寒の地にある要塞を舞台にした物語は拉致されたアメリカ高官の救出劇。作者も『ナヴァロン~』との区別をつけるために色んな特色を出している。まず物語の目的が兵器の破壊ではなく救出劇であり、しかも『ナヴァロン~』が男ばかりのチームだったのに対し、女性も加えていることが目新しい。それが故にストイックさよりもミステリとアクションが先に立っているのが好みの別れるところだろう。しかしこれもまたマクリーン劇場なのである。 2015/05/17
すす
5
重要作戦を知るアメリカの将軍を救出する為に降下した、イギリスコマンド部隊。彼らを待ち受ける苦難、そして意外な展開。 いつもの荒々しい自然描写は少なく、映画的で活動的なシーンが目に付く。メンバー唯一のアメリカ人が陽気なキャラなのもあり、全体的に軽い印象で読みやすかった。予想外な展開と後半のアクションのバランスも良いと思った。 映画版はもっと派手で、好きな役者さんな事もあり面白く観れた。2022/03/04
キミ兄
3
映画は水曜ロードショーで何度も観たけど小説は初めて。ケーブルカーのシーンは小説でも最高にドキドキする。やっぱり間クリーンは凄い!☆☆☆☆。2017/04/26
フォックストロット
3
アリステアマクリーンの著作のうち「読むべき価値のある1冊」の一つ。
ちぇん、
3
映画も有名な冒険小説の傑作らしい。確かに展開は早くアクションも満載で映画的な見せ場が多い。一方で心理描写が少なく状況描写が大半を占めているが訳者との波長が合わず、文章から脳内で映像を作り出すのに非常に苦労した。2005/08/06
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