感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
14
ハモンド・イネスが描く、ノルウェーの山の中の冒険劇。作者自身が踏破した厳冬のフィヨルド世界の中で、ぼく、50トンのガフケッチ、斜桁帆走式二本マスト帆船ディヴァイナー号の船長ビル・ガンサートは、何を探したのか。B・MアンドI社社長クリントン卿が示した珪トリウム鉱の鉱石は、何を示していたのか。十年前に失踪し、死んだと思われていた男の謎とは何か。蒼い氷壁、ノルウェー語でブローイーセン。そこでガンサートが見たものとは。さすがイネス、リアルで緊迫感のある冒険小説を書かせたら第一級でした。2019/04/06
ゆきまる
1
主人公の周辺の人が多すぎて、誰なのか解りにくい。さすが最後のまとめは納得できた。2020/02/28