出版社内容情報
「私の内定を取消したこと、後悔させてやりますから」崖っぷち新卒スタートアップ社長はAIを駆使して10億円企業を作れるのか!?
【目次】
内容説明
日本有数の大企業・リクディード社に就職が決まり同社のインターン生となった松岡まどかは、突然理不尽な内定取り消しを宣告される。さらに悪質な起業スカウトに騙され一年以内に時価総額十億円を達成しないと多額の借金を背負うことに。しかし松岡にはAI技術における稀有な才能があった。松岡の元上司・三戸部歩はその才覚が業界を変革することに賭ける―たったふたりから幕を開けるAIスタートアップお仕事小説!
著者等紹介
安野貴博[アンノタカヒロ]
1990年生まれ、東京都出身。東京大学工学部卒。ソフトウェアエンジニア。2019年、「コンティニュアス・インテグレーション」で第6回日経星新一賞一般部門優秀賞(JBCCホールディングス賞)受賞。2021年、第9回ハヤカワSFコンテストに投じた『サーキット・スイッチャー』で優秀賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
W-G
170
軽めの小説であることは確かだが、よわからない専門用語が頻出して、やたら横文字使ってしゃべる登場人物たちの作り上げる空気感がなんかそれっぽくて良い。賛否わかれるところだろうけれど、主人公松岡が途中から唐突に別人のようになってしまう点や、最初だけ強烈なインパクトを与えて、実は中盤以降は空気と化している三戸部など、読み口の優しさを担保するために人物の描写がそぎ落とされているように感じる部分は多くあった。しかし題材がよく、AIの可能性を感じてワクワクできるのは他にない無二の長所。同系統でもう一作書いてほしい。2026/06/14
ぼっちゃん
52
大企業に内定が決まっていたが、理不尽な内定取り消しを宣言された主人公が、それなら起業するとAIを駆使した企業を作るお仕事小説。今は国会議員の安野さんだが、AIの部分は詳しいだろうが、どんな小説を書かれるのかと思ったが、起業家社長としての決断の苦しみや、内定を取り消し、その後も妨害をする者への仕返しなどもうまく書かれていて、お仕事小説として面白かった。2026/04/08
mayu
30
起業せざるおえない状況に陥って起業を決めた松岡まどかの起業×AIのお仕事小説。AIが出てくる小説が気になって手に取った。ただでさえ残っていくのが大変なスタートアップの世界で計画無く起業の道が始まってしまうから本当に色んな事が起こるし、まどかが追い詰められていく姿はとても苦しい。まさに命懸けで仕事するとはこういう事だなと思った。まどかがAIを縦横無尽に操る姿に著者自身もこんな風にAIを使っているのかもしれないと感じた。AIの活躍の場はこの先もどんどん広がっていくのだなと感じた一冊。2026/03/14
Walhalla
29
22歳の女性が、AI分野の才能を武器にスタートアップに挑みます。著者の安野貴博さんは、AIだけでなく政治活動でも話題になっていますね。もちろん、知識力だけでは起業はできず、人材確保・資金調達・売り込みなど、課題は山ほどありますが、自分の存在意義を示そうと奮闘するまどかさんの姿がとても良かったです。私もIT業界の末席に身を置いておりますが「もっと頑張らないと」と素直に思わされました。(Audible)2026/05/11
よっち
24
日本有数の大企業リクディード社から突然内定を取り消されたインターン女子大生の松岡まどかが、一念発起して自ら起業するお仕事小説。邪悪な起業スカウトにも騙され、失敗すれば多額の借金を背負う状況に陥りながら、彼女のAI技術の稀有な才能を買った三戸部と一緒に起業するまどか。何も知らない状況から必要な仲間たちを集め、何に注力するか決断を迫られたりと試行錯誤が続く一方、妨害や思わぬ困難に直面したり苦難や挫折を経験して覚悟を決めてゆく彼女が、周囲の力にも助けられ大切なものを見出す姿には確かな成長が感じられる物語でした。2026/02/20




