出版社内容情報
「私の内定を取消したこと、後悔させてやりますから」崖っぷち新卒スタートアップ社長はAIを駆使して10億円企業を作れるのか!?
【目次】
内容説明
日本有数の大企業・リクディード社に就職が決まり同社のインターン生となった松岡まどかは、突然理不尽な内定取り消しを宣告される。さらに悪質な起業スカウトに騙され一年以内に時価総額十億円を達成しないと多額の借金を背負うことに。しかし松岡にはAI技術における稀有な才能があった。松岡の元上司・三戸部歩はその才覚が業界を変革することに賭ける―たったふたりから幕を開けるAIスタートアップお仕事小説!
著者等紹介
安野貴博[アンノタカヒロ]
1990年生まれ、東京都出身。東京大学工学部卒。ソフトウェアエンジニア。2019年、「コンティニュアス・インテグレーション」で第6回日経星新一賞一般部門優秀賞(JBCCホールディングス賞)受賞。2021年、第9回ハヤカワSFコンテストに投じた『サーキット・スイッチャー』で優秀賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
日本有数の大企業リクディード社から突然内定を取り消されたインターン女子大生の松岡まどかが、一念発起して自ら起業するお仕事小説。邪悪な起業スカウトにも騙され、失敗すれば多額の借金を背負う状況に陥りながら、彼女のAI技術の稀有な才能を買った三戸部と一緒に起業するまどか。何も知らない状況から必要な仲間たちを集め、何に注力するか決断を迫られたりと試行錯誤が続く一方、妨害や思わぬ困難に直面したり苦難や挫折を経験して覚悟を決めてゆく彼女が、周囲の力にも助けられ大切なものを見出す姿には確かな成長が感じられる物語でした。2026/02/20
こんす
2
とても読みやすくて、ストーリーも展開が速くあっという間に読み終わった。スタートアップにまつわる単語(ピッチなど)を知れて良かった。後半の畳み掛けるようなトラブルには、さすがに主人公が可哀想になった。 2026/02/19
ひつじ
0
面白い。各章における問題発生から課題解決までの話のテンポが軽快で、まるでアジャイルで進むシステム開発を眺めているかのよう。梨本の行動原理やピンチで生きる松岡の走り込み等、細かいところまで著者の目配りが行き届いていて、物語へ没入もストレスフリー。ただ読んでいて一番ゾクゾクしたのは、作品の中に潜んでいるSF味。意識は行動の後付けに過ぎないという示唆や、松岡へのアドバイスを1回限りとするミトベの振る舞い、AIに死者を模倣させることの倫理性。現実の地続きのもうすぐそこまで、SFの世界は来ているのかもしれない。2026/02/22
せら
0
一気読み!絶体絶命からの間一髪の切り抜けが楽しい。展開早くて読みやすく、AIに関する描写も概念・ビジュアル的に分かりやすくなっていてイメージがしやすい。2026/02/22
Daiki Enomoto
0
買って即日一気読みしてしまった。文章と展開の緩急、AIというテーマのホットさ、SFよろしく技術的な議論やトリック、お仕事小説(起業家が主人公)の情熱、、。それぞれが程よく組み合わさって爽やかに読み終えた傑作。グッとくるのは、主人公の松岡がとあるトラブルの渦中にいる時に気づく経営者の孤独や自分が決めなければいけないことの自覚の場面。AIが発達する現代でも、意思と責任は、人間が手放そうと思って手放せないものなのだろうと実感する。2026/02/15
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