出版社内容情報
信長が愛した幻の名品「白天目茶碗」が芦屋の古い館から見つかった。しかし茶碗の付喪神のシロさんは自身の来歴を思い出せず……
【目次】
内容説明
モダンな洋館が並ぶ閑静な住宅街神戸芦屋の古い邸宅の庭先で見事な白い茶碗が掘り出された。少し前にここへ移住してきたばかりの館の主「先生」はその茶碗を気楽に愛用していたが、あるとき茶碗の付喪神「シロさん」が現れ自分は信長愛用の名品・白天目茶碗だと名乗る。しかしシロさんはそれ以外の来歴を忘れてしまっていて―。本能寺の変で焼失したはずの茶碗がなぜ芦屋に埋まっていたのか?異色の骨董ファンタジー。
著者等紹介
高殿円[タカドノマドカ]
小説家・漫画原作者・脚本家。兵庫県生まれ。2000年に第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞し『マグダミリア 三つの星』でデビュー。2013年に『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞、2023年に『グランドシャトー』で第11回大阪ほんま本大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきんこ
2
かつて信長公の元にあったであろうお道具の付喪神さんが、記憶が曖昧になっている自分のルーツをのんびりと探す物語。一人ではなく、土に埋まっていた自分を掘り出した先生と、そのお仲間たち(人間と付喪神さん)と一緒に。信長公縁の武将、避けて通れない本能寺だけではなく、在原業平や伊勢物語と範囲は結構広い。本能寺の変前後の考察だったり、付喪神さん達の賑々しいお喋りだったり。いろんなお話が入り乱れて、穏やかだけど賑やかなお話。2026/02/16
つくし
1
高殿さんの本好きですが本当に色んなの書かれますね。信長にまつわる道具の話でちょっと刀の話を思い浮かべてしまいました。2026/03/12
ふむ
0
変わった形の本能寺の変の検証だった。2026/03/08
ぴょん
0
歴史を知っていれば、もっと楽しめたと思う。芦屋、西宮には縁があるけれど、お城があったとは知らなかった。2026/02/28
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