ハヤカワ文庫JA<br> インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー

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ハヤカワ文庫JA
インタヴュー・ウィズ・ザ・プリズナー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150315610
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

独立戦争中のアメリカ。投獄された英国兵エドワードは、何故植民地開拓者と先住民族のミックスの少年アシュリーを殺害したのか?

内容説明

18世紀、独立戦争中のアメリカ。開拓者と先住民の間に生まれた青年アシュリーが殺された。記者ロディは獄中の英国兵エドワードに殺害の動機を尋ね、アシュリーの手記を渡す。だが手記を読んだエドが語り始めたのは懺悔ではなく推理だった。エドがアシュリーと共に遭遇した連続不審死やスパイ疑惑の真相、そして犯人の秘密…『開かせていただき光栄です』シリーズ三部作の掉尾にして、毎日芸術賞受賞作。

著者等紹介

皆川博子[ミナガワヒロコ]
1930年旧朝鮮京城市生まれ。東京女子大学英文科中退。1973年に「アルカディアの夏」で第20回小説現代新人賞を受賞し、その後は、ミステリ、幻想小説、歴史小説、時代小説を主に創作を続ける。『壁 旅芝居殺人事件』で第38回日本推理作家協会賞を、時代小説『恋紅』で第95回直木賞を、幻想小説集『薔薇忌』で第3回柴田錬三郎賞を、歴史ミステリ『死の泉』(早川書房)で、1997年の「週刊文春ミステリーベスト10」の第1位に選ばれ、第32回吉川英治文学賞を受賞した。2011年に上梓した『開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU』(早川書房)が各誌の年問ミステリ・ベストで上位を占め、2012年に第12回本格ミステリ大賞を受賞。さらに同年にはその功績を認められ、第16回日本ミステリー文学大賞に輝き、2015年には文化功労者に選出される。そして2022年には本書で第63回毎日芸術賞文学I部門(小説・評論)を受賞するなど、第一線で活躍し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろ

16
3部作の完結作。過去2作を読んでから時間が経っており、シリーズの記憶は薄かったものの、本作だけで十分に楽しめた。18世紀アメリカ、コロニストである英国人の国王派と独立派の対立、そこに巻き込まれた現地民が丁寧に描かれていく。序盤は未知の土地を訪れた心地で、慣れるのに手間取ったものの、理解が深まってからは重厚な物語にどっぷりと浸った。端端で描かれる史実も興味が湧いた。それら堅実な舞台設定とマッチした、現実的な範疇内のミステリであるのも良い。過剰な演出なく、しめやかな幕引きが印象に残った。2024/07/01

小夜風

15
【所蔵】シリーズ三部作の掉尾…でも独立した長篇としても読める作品。前ニ作をぼんやりとしか覚えていない状態で読んでしまったけれど充分楽しめた。でも読んだら前作を絶対再読したくなる。独立戦争中のアメリカ。開拓者と先住民の間に生まれたアシュリー。エドはアシュリー殺害の犯人として投獄されていた。構成が複雑で物語がどこに行き着くのか判らなくてとても面白かった。その面白い物語の中に軸としてある開拓者たちの先住民への残酷な仕打ち…「独立記念日」や「開拓者」という言葉が自分の中でとても残酷な印象に変わってしまったと思う。2024/03/04

モルワイデ鮒

11
エドワード・ターナー三部作の完結編。知識極薄独立戦争のアメリカでエドとクラレンスが。ずいぶん遠くまで来てしまった感。懐かしい解剖ソングと時々呼びかける仲間の名前が胸を突く。あの頃へはもう戻れないねso goodbye happiness。結末はある程度覚悟していたが……。ミステリ薄め冒険濃いめ。英と仏とコロニストとモホークとどういう対立かケベックはどっちの砦か混乱気味。獄吏簡単に買収されすぎそういうもんか。サー・ジョン主人公のシリーズとかあったらいいのにな。2024/11/13

たかぴ

3
これもシリーズ物だった。あまり気持ちが入り込めず。 アメリカの独立戦争が舞台だと人の醜悪さが存分に発揮されてるから読み難い。2024/12/28

Ryo0809

2
18世紀、新天地アメリカ。開拓民が英国からの独立を目指す独立派と支持する国王派が争う荒々しい時代。どちらからも搾取され利用される誇り高き地元民モホーク。裕福な開拓民との間に生まれた混血のアシュリー。地元民でありながら差別を受け続ける複雑な心理。本国から逃げてきたエドが探偵ぶりを発揮して、開拓民の罪を暴いてゆく第一級のミステリーである。悠久の自然や大いなる精霊とともに生きるモホークの逞しさ、美しい名前など、知ることの少ないアメリカ史のB面が興味深い。シリーズ最終巻にふさわしい終わり方にも納得の一冊。2025/05/31

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