ハヤカワ文庫JA<br> ハイウイング・ストロール

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ハヤカワ文庫JA
ハイウイング・ストロール

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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150313906
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

陸海が重素雲で覆われた地球。生活資源となる浮獣のハンターにスカウトされた少年リオは、まだ世界の成り立ちを何も知らなかった

内容説明

世界が重素の海に沈んだ災厄「大洪雲」後―人間はわずかに残った島々で、空中を漂う浮獣を生活資源に暮らしていた。トリンピア島で怠惰に生きる少年リオは、年上の女性ジェンカから浮獣を狩るハンター「翔窩」に勧誘される。両親を見返すため渋々仕事を始めたリオだが、シップに乗り、浮獣を狩る楽しさに徐々に目覚めていく。だが古の浮獣グリースに話しかけられてから、リオは世界の成り立ちに疑問を抱きはじめるのだった。

著者等紹介

小川一水[オガワイッスイ]
1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した。2019年、執筆に10年を費やした大作『天冥の標』(以上、ハヤカワ文庫JA)が全10巻17冊で完結し、大きな話題を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みゃ

47
小川さん=SFでしょと予備知識無しに購入したら、終盤が仄かにSF風味の王道冒険ファンタジーだった(笑)。空高くプロペラ機を駆って獲物を獲る高揚感、少年の成長と恋、私の中ではジブリアニメのような印象(*^^*)うん、爽やか♪欲を言えば、世界が重素の海に沈んでしまった「大洪雲」の災厄の原因と、人の生活物資として狩られる「浮獣」の存在をもっと詳細にどんでん返し風に描いてくれたらSFとしても更に面白かったかなぁと。明らかにされない謎が幾つか残ったままなのでいつか続篇書いてくれないかな?★42020/02/17

鐵太郎

22
翔窩(ショーカ)という言葉は、小川さんの創作なのかな。このショーカとは、シップを駆って浮獣(ふじゅう)と呼ばれる空を飛ぶ生物を狩り、人々に食糧や資材を供給して生活する人々。ある意味戦士。そのショーカになることとなった町の不良少年リオことエメリオル・エッダの恋と冒険の物語、ってのがざっくりした説明かな。設定で突っ込みどころはあったけど、小川一水節は健在。 ──これは一つの未来像なのか、違うのか。未来なのだとしたらディストピアなのか、新たな新世界なのか。最後まで答えが出なかった。(笑)2019/10/20

泰然

20
空を舞台にしたSFの古典に黎明期の飛行機パイロットが当時未知の世界、成層圏で怪物と遭遇するコナン・ドイル『大空の恐怖』がある。当初は本作に同じフィーリングを予想したが、見事に真逆のポップさ。主人公の少年はシップ(航空機)に乗って、トップガン顔負けのイケメンを発揮するかと思いきや違う。度胸と視力とスリングだけが取り得の純情ティーンエイジャーっぷりで、操縦士で指導役兼相棒の女性に恋で転がされる。世界が重素の海に沈み、人類が空の獣を狩って生活をする世界の正体はご愛嬌。作者のゲーム好きと乗り物好き趣味全開のSF。2019/09/08

あぶらや

16
世界が重素という海に沈んでしまった未来。人は重素の下から飛んで来る浮獣を狩って生活している。浮獸ハンターのジェンカとその相棒となったリオの活躍を躍動感を持って描いている。楽しんで読めました。2023/09/28

どんまいシリル

15
これはかなりのストライク! 飛行機モノは大好きで、世界観も面白い。飛行速度に同調して、ぐいぐい読まされる。少年の成長モノでもあり、結末も爽やか。人間の攻撃性について考えさせられる一面もあり、深みを添えている。是非とも、映像化された美しい飛行を、見たいと思う。2019/12/06

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