ハヤカワ文庫JA<br> under the bridge

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ハヤカワ文庫JA
under the bridge

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  • サイズ 文庫判/ページ数 421p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150313777
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

マンハッタンに渦巻く巨大な陰謀を前に、NY市警のブラウンと刑事崩れの探偵・濱崎が再びタッグを組む。『overtheedge』続篇。

内容説明

マンハッタンで発生した立てこもり事件は人質救出で解決したかに見えた。だが上層部にその後の捜査を阻まれたNY市警のブラウンは、逆に事件を追う決意をする。一方、NYに潜伏中の探偵・濱崎は、人質が旧知のヤクザの情婦だったことから裏があると睨み…人種や立場を越えて互いの正義を信じるブラウンと濱崎―かつて東京でタッグを組んだ水と油の名バディが復活する!相棒ハードボイルド『over the edge』続篇。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞する。2013年より専業作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

106
前回の作品のover the edgeは舞台が東京でしたが今回はニューヨークです。なぜ相棒がニューヨークにいるのかなあと思いましたがそこは物語なのであまり言いません。今回はアメリカの球団買収に絡んでの事件が起こって日本のやくざなども登場します。話がかなり大きくなっていますが最後は若干尻つぼみのような気がしました。2019/07/08

きさらぎ

25
ニューヨークで起きた立てこもり事件をきっかけに再会した人たち。警視庁を辞めた濱崎と犯人に撃たれたブラウンの関係も退職理由もはっきりしないまま進んでいくが次々に展開されていく話は、前作『over the edge』を読んでいなくても問題はない。ただ落ち着かないだけ(笑) この街で粘り強く生きていくために何より大事なのは”自身”中身が空っぽでも自分を大きく見せることで周りの評価も高くなるとは、米国人が強いのか米国で暮らす日本人が強いのか。今いる立場で全力を尽くせれば後悔することはないことだけは間違いない。 2019/10/19

たーさん

17
堂場さんのハードボイルドはやっぱり好きだなあと読み終わって思いました。ニューヨーク市警緊急出動班の分隊長ブラウンとやめデカ探偵、濱崎が今度はニューヨークに舞台を移し事件を追うストーリー。堅物なブラウンさんに自堕落なように見えて骨の髄までいまだに刑事な濱崎さんのキャラクターがいいんですよね。二人は押したり引いたり、それぞれ別方向から事件を追い終盤に繋がるのが単なるバディ物にひとひねりくわえてあり面白かったです。特にラストの公園での二人の会話なんか海外ハードボイルドぽくて良かったと思います。2021/06/30

座敷童

10
何とも言えない二人の関係が面白い。 なんだかんだと言っても結局この二人は同類なんだな。2022/05/13

hiyu

8
over the edgeの続編になる本作。かつて東京で事件解決に邁進した二人がタッグを組む。最後はこうだったかという感じ。2019/09/20

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