出版社内容情報
日本に野球や相撲を広めたスポーツ社交団体「天狗倶楽部」。その中心人物・押川春浪と周囲の人々の抱腹絶倒のエピソードの数々!
内容説明
天狗倶楽部―日本に野球や相撲を広めた明治・大正のスポーツ社交団体である。主宰で小説家の押川春浪、日本初のオリンピック選手・三島彌彦、早稲田大学応援隊の初代隊長・吉岡信敬、文芸評論家の中沢臨川ら、個性溢れるその部員たちは痛快な珍談奇談を無数に残していた―NHK大河ドラマ「いだてん」で話題!スポーツ、文学、芸術に多大な影響を与えた「天狗」の実態に迫る抱腹絶倒の歴史読み物。
目次
この人々も小説家だ
痛快男子 押川春浪
ある少女小説作家の快挙!
消えた純文学作家
吉岡・窪田の共著『運動界之裏面』
漱石のユーモア
クスリはホシの『三十年後』
落っこち居士の軍人作家
杉山茂丸と頭山満
未醒と白羊の友情
無銭冒険家列伝
飛田穂洲の意地
著者等紹介
横田順彌[ヨコタジュンヤ]
作家。1945年佐賀県生まれ東京都育ち。68年法政大学法学部卒業。会社員を経て、70年“週刊少年チャンピオン”にてショートショート「宇宙通信『X計画』」で商業誌デビュー。77年初の単著『宇宙ゴミ大戦争』を刊行。『快男児 押川春浪』(87年、會津信吾との共著)で第9回日本SF大賞、『近代日本奇想小説史 明治篇』(2011年)で第32回日本SF大賞特別賞、第65回日本推理作家協会賞評論その他の部門、第24回大衆文学研究賞大衆文学部門を受賞。2019年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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