ハヤカワ文庫JA<br> 機龍警察 自爆条項 完全版〈上〉

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ハヤカワ文庫JA
機龍警察 自爆条項 完全版〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150312855
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

軍用有人兵器・機甲兵装の密輸事案を捜査する警視庁特捜部は、北アイルランドのテロ組織IRFによるイギリス高官暗殺計画を掴んだ。だが、不可解な捜査中止命令がくだる。首相官邸、警察庁、外務省に加えて中国黒社会との暗闘の果てに、特捜部が契約する“傭兵”ライザ・ラードナー警部の凄絶な過去が浮かび上がる!極限までに進化した、今世紀最高峰の警察小説シリーズ第二作が、大幅に加筆された完全版として登場。

著者等紹介

月村了衛[ツキムラリョウエ]
1963年生まれ。早稲田大学第一文学部文芸学科卒。2010年に『機龍警察』で小説家デビュー。2012年に『機龍警察 自爆条項』(以上、ハヤカワ文庫JA刊)で第33回日本SF大賞、2013年に『機龍警察 暗黒市場』(ハヤカワ・ミステリワールド刊)で第34回吉川英治文学新人賞、2015年に『コルトM1851残月』(文春文庫刊)で第17回大藪春彦賞、『土漠の花』(幻冬舎文庫刊)で第68回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のり

90
「ライザ」の過去が徐々に明らかになってくる。アイルランドの情勢不安の下、テロ組織IRFに…裏切りの血縁に縛られ苦悩する。全ては「キリアン・クイン」との出会いで動き出す。そして今、日本でIRFがテロを企てる。同時に中国の闇組織も絡みだす。それにしてもライザのおかれた環境は生き残るのが困難極まる。現在に至るも身内の特捜部からも距離をおかれるが、明晰な彼女にも変化が…下巻へ。2019/12/16

ぶち

82
(再読)(完全版は初読)感想は下巻を読んでからまとめて.... 月村さんの小説は、アクションシーンの描写で読者を熱くしてくれるのですが、『土漠の花』『影の中の影』『香港警察東京分室』などに代表されるように、現実のシリアスな国際情勢を緊迫感あふれる描写で描いてくれます。読者は国際情勢を緊張感を持って意識することになります。私はこれこそが月村作品の真骨頂だと思うのです。この『自爆条項』でも北アイルランド紛争が取り上げられ、そこで繰り広げられたテロが遠い国のことではなく身近なものとして考えさせられるのです。2023/09/05

おかむー

70
安定感のあるハードロボット警察小説第二弾。今作では元テロリスト・ライザの過去との因縁を軸に物語が展開する。『よくできました』。ライザの古巣であるアイルランドのテロリストグループが日本で画策するテロへの捜査と並行して、彼女の生い立ちからテロリストとなる経緯と離脱へと至る過去が描かれるが、この過去編がひたすら陰鬱で長い。物語上必要な掘り下げであるのは理解できるが、内向型のライザの鬱屈を延々綴られるのは正直肩が凝るばかりなのだ。現代パートでは前作と遜色ない面白さがあるのでそちらで救われている感触ですね。2019/04/20

森オサム

48
上巻読了。機龍警察シリーズ二作目。前作と続けて読んでいるが、終盤登場人物が再登場して前作は完結していなかった事を思い出す。現在パートはやはり面白く、変格警察小説とロボットバトルを両方楽しめる。が、過去パートがいけません。ライザの少女時代を丹念に丹念に、感傷的に感傷的に、クドく、クドく…、とにかく暗いし長い、そして救いが無い。思えば前作も姿の過去が挟まれてはいたが、あの程度だと人物の肉付けの範囲でまだ良かった。各搭乗員の過去を語りたければ、思う存分別に書いて外伝にすればよろしい。現在の事件が読みたいのです。2024/12/19

Sam

47
機龍警察シリーズ第2作。本作を読んで振り返れば1作目はどこか躊躇いが感じられる書き振りだったことがわかる。1作目が好評だったせいか、本作は躊躇いなく書きたいことを書きたいように書き切っている印象で、前作同様導入部分での掴みに加えてライザを中心とした登場人物たちがよく描かれているし提示されている謎も大きい。まだ上巻ではあるけれども一作目を上回る面白さであることは間違いと思う。すぐ下巻に突入します。2021/10/12

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