ハヤカワ文庫<br> 天冥の標〈8〉ジャイアント・アーク〈PART2〉

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ハヤカワ文庫
天冥の標〈8〉ジャイアント・アーク〈PART2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 389p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150311698
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ふたたび物語は動き始める──カドムの、アクリラの、イサリの、そして人類の運命は?

内容説明

西暦2803年、メニー・メニー・シープから光は失われ、邪悪なる“咀嚼者”の侵入により平和は潰えた。絶望のうちに傷ついたカドムは、イサリ、ラゴスらとともに遙かな地へと旅立つ。いっぽう新民主政府大統領となったエランカは、メニー・メニー・シープ再興に向けた苛酷な道へと踏み出していく。そして瀕死の重傷を負ったアクリラは、予想もせぬカヨとの再会を果たすが―ふたたび物語が動き始めるシリーズ第8巻後篇。

著者等紹介

小川一水[オガワイッスイ]
1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文庫フリーク@灯れ松明の火

132
1巻「メニー・メニー・シープ」で伏せられたカードが次々とオープンとなる中、新たに伏せられていくカードが、激動のパワーを溜め込んでいる気がしてならない。エランカとラバーズ・カルミアンが手を組んだとはいえ、ぬるい戦い許すミヒルでは無い。まして一旋次の持ち込む冥王斑根治薬を喜ぶミヒルでは無い。プラクティスの怨嗟を、非染者に身を持って味わせるミヒルが全く登場しないのが不気味。逆にやっと再登場の「地球から来た」と称する、アッシュとルッツの異能。二人はノルルスカインのストリームなのか。オムニフロラの眷属、ミスチフの→2014/12/26

みっちゃん

111
思えば第1部【メニー・メニー・シープ】を読み終えた瞬間に「ああ、続きがきになる!」と思ったこのシリーズが、ぐるうりと大きく廻ってようやく前に進み始めた。「早く続きが知りたい」という気持ちと「読み終わったらまた待ち時間が辛いなあ」という気持ちがせめぎ合っていた。次巻の副題は【ヒトであるヒトとないヒトと】この壮大な物語はどこへ進むのだろうか。ただただ、待ち続けるしか、私には出来ない。2015/01/10

ケンケン

105
(380冊目)まさに一気読み!冒頭から暗澹たる気持ち悪い幕開けで、どうなるんだろう?と思わせる展開でした。今までの謎の解答&更なる謎の提示にスッキリしたような、それでいてモワっとした気持ち悪さが残る読後感。果たして、ヤツは手を結ぶべき相手か?それとも…討つべき相手か? ジャイアント・アークがそういう意味だとはね~ 装丁イラストの如く、今までの物事が弾け燃え上がっているのは、間違いない!!2014/12/29

p.p.

51
え、ジャイアント・アークってそっち!?しかもそのシーン伏線だったの!?という爆弾を落としてくれた最後でした。冒頭が冒頭だけに、内容とも相まって終始暗澹とした気分でしたが、最後の最後でやってくれました。これこれ、これが小川一水。身体改造は《酸素いらず》もとい《海の一統》には馴染みのもの。カヨの、いやオムニフロラの「ミスチフを滅ぼす方法は?」の質問は、二つの意味に取れると思われる。それにしても、この「植民地」は言わば一つの巨大な建物みたいなものですが、その屋根裏部分の描写とかにすごいリアリティを感じました。2014/12/28

赤とんぼ

43
2015年、初めの本はこちら。年越ししながら読みました。題名のジャイアント・アークにこんな意味があったのか。いままで散りばめられてきた話が少しづつ集約されるわくわく感、本文の何気ないひとつひとつに、遥かなる過去を見渡す感覚。イサリとカドムの二人に、今までのセアキ家とプラクティスの関係の重さ深さを垣間見て、胸を突かれます。気になるのはやっぱりあの二人…。彼らはいったい何者なのか?物語は収束するだけではなく、まだ未知を孕んでいるようで。ノルルスカインとミスチフの物語も含みながら、次巻への期待が膨らみます。2015/01/03

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