ハヤカワ文庫<br> 演奏しない軽音部と4枚のCD

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ハヤカワ文庫
演奏しない軽音部と4枚のCD

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150311513
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

16歳の春、私の人生を変えたのは「演奏しない」軽音部と4枚のCDとの出会いだった。

内容説明

高校一年の秋、楡未來は亡き叔母が“4枚同時再生が必要な”CDを遺した意味を探るため、軽音部の部室を訪れた。そこで待っていたのは、演奏しない「聴く専門」部員・塔山雪文。挙動不審で怖がりだけど、音楽にはものすごく詳しい塔山の力をかりて、未來は叔母の真意を追う。架空言語で歌う曲を題材に書かれた小説の盗作騒動、壊されたギターと早朝の騒音との関係など、学校で起こる事件を音楽の知識で解き明かす全4篇。

著者等紹介

高木敦史[タカギアツシ]
第13回学園小説大賞にて「なしのすべて」で優秀賞を受賞。デビュー作『“菜々子さん”の戯曲Nの悲劇と縛られた僕』でミステリ界の注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

七色一味

59
読破。軽妙な日常系学園ミステリ。ちょっとCDと事件の関連がこじつけっぽいっちゃぽいですし、なんだかカクカクと角張った感じの文体で読み辛いかもしれませんが(私は結構読みやすかったですが)、面白かったです。結構オススメかも。2015/05/09

よっち

54
亡くなった叔母に“4枚同時再生が必要な"CDの謎を託された女子高生の未來が、親友の熱川に所属する軽音部の塔山を紹介され、そこから彼とともに音楽に関わる謎を解いていく連作短編。クールビューティーに見えて、実はドジっ子属性な未來のサッパリした性格や行動が、どこか重くなりがちな話をうまく中和していましたが、全体の構図としてはそうなるまでの過程や心理描写の積み上げに、もう少し繊細さがあっても良かったかなという印象。とはいえ物語のひとつひとつに人の心を動かすだけの想いは感じられて、読後感は決して悪くなかったです。2014/07/09

とも

53
出てくる音楽があまりピンと来ないものの面白くさらっと読めました。塔山くんの蘊蓄をちゃんと読もうと思ったけど途中で気持ちが途切れてきて流石だなと思いました(誉めてます)謎や真相は複雑だったりヘビーだったので会話のテンポやキャラクターに引っ張ってもらった感じ。特に佐島くんのキャラは好きだなぁ。2015/12/20

すい

51
これは期待以上に面白かった! 主人公の楡未来が持ち込むCDに関連した謎を、やたらめったら音楽に詳しい「聴く専門」の塔山君が解いていく。 急死した叔母から届いた1枚のCDの意図とは。 未来が所属する文芸部内に持ち上がった、架空言語で歌う曲を題材にした小説の盗作騒動。 軽音部での、壊されたギターと早朝の騒音の謎。 ドアーズの曲に乗せての放火騒ぎと20年前の女幽霊の謎。 +おまけの5編の連作短編集。 古い洋楽が好きな人にはうってつけ!! そうじゃなくても楽しめると思う。 オススメします。 2014/06/07

dr2006

41
軽音部のくせに楽器演奏もせずに何をするかと言えば、音楽がキーになっている謎解きだ。バンド経験のある自分にとっては楽器演奏が全面に出てこないのは物足りないけど、ミステリーの伏線としてプログレ等のジャンルのアーティストや、オーディオの事とかが絶妙にマニアックで面白かった。フレーミングリップスやマグマというバンドは聞いた事もなくて、思わず実在をググった位だ(笑)作中の「楽器の扱い方には異性との接し方が出る」という一文にドキッとした。指先や呼吸だけでなく全身を使ったり、時に優しく時に荒々しく、気持ちをこめて・・。2017/10/08

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