ハヤカワ文庫<br> 天冥の標〈7〉新世界ハーブC

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ハヤカワ文庫
天冥の標〈7〉新世界ハーブC

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  • サイズ 文庫判/ページ数 437p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150311391
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

男性24905名。女性27339名。成人1029名。残存人類、52244名──第7巻のさらなる絶望

内容説明

“救世群”が太陽系全域へと撤いた冥王斑原種により、人類社会は死滅しようとしていた。シェパード号によって“救世群”のもとから逃れたアイネイア・セアキは、辿りついた恒星船ジニ号でミゲラ・マーガスと再会する。しかし混乱する状況のなかジニ号は小惑星セレスに墜落、かろうじて生き残ったアイネイアとミゲラは、他の生存者を求めてセレス・シティへと通信を送るのだったが―さらなる絶望を描くシリーズ第7巻。

著者等紹介

小川一水[オガワイッスイ]
1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文庫フリーク@灯れ松明の火

130
「ーーそう、物語を必要とするのは不幸な人間」皆川博子さん『薔薇密室』の一節が痛みを伴い甦る。驚愕の前巻から、植民星メニー・メニー・シープがどこに有るのか推測できたものの、これはネタバレできない。かつて、さいとうたかをさんの漫画で『サバイバル』という作品が有った。漫画であれ、自分独りが生き残るのさえ難しいリアルさ。まして保護者もいない5万人の未成年ーさまざまな事情で2万人に減少したにせよ、自らを含めたその生命・人類生存を賭けたサバイバル。その重責を担うスカウト・ストリックス斑のメンバーたち。1巻と繋がった→2014/09/25

みっちゃん

118
ああ、やっぱり!ここが惑星ハーブCだったんだ!救世群のテロにより、生き残った人類はたったの5万人。しかも殆どが未成年ときた。地下都市ブラックチェンバーで必死に生き延びようとするスカウトの面々。人として未熟なティーンエイジャーならではの葛藤もあって、読むのが辛い場面もあった。この新世界の黎明期が、そのままアイネイア・セアキという魅力的な人物の生涯と重なるわけなのね。さあて、これでメニーメニーシープの世界と繋がったわけだけど、第1部までまだ250年くらいあるわけで、今後の展開が気になるわあ!2014/06/03

akira

43
天冥第10段。 初の新刊として購入した一冊。絶望の中で生きようとする子どもたち。ディストピア小説としても満足の一冊。 迫り来る恐怖と孤立。頼れる者がいないコミュニティの中、次第に形成される役割と責任。立ち上がった者たちに振りかかる困難と重圧。そして絶望。空想世界でありながら、それらはとてもリアルに感じられる。 誰かの犠牲の上に成り立つ生存。そのための選択。苦悩の連続のなか、しっかりと真理と向き合う一人の存在。 「『できない』を私は見るの。みんなが許そうとしないそういうところに、私は目が向く」2013/12/25

かわうそ

33
少年少女による壮絶なサバイバルと復興の物語は陰鬱ながらスケールが大きく単体として読んでも大満足の出来。ここにきてようやく話が1巻につながったものの、残り3巻で物語がどこに着地するのかは未だに全く想像できない。2013/12/30

海宇未悠(うみゅみゅ☆)

32
6巻を読み終わったときにも、1巻を読み返したけれど、7巻を読み終わったら、前回以上に1巻を読み返したくなった!! より小さな子供達を守るために、精一杯大人であろうとした子供達が、成長し、拡散して行く物語。 1巻で語られた諸々のネタバレが、ここにきてようやく明かされる。本当に、壮大な物語だ。8巻が待ち遠しい。2013/12/24

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