ハヤカワ文庫<br> ダイナミックフィギュア〈下〉

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ハヤカワ文庫
ダイナミックフィギュア〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 576p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150311124
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

香川県善通寺市に拠点を置く、対キッカイ要撃組織・フタナワーフは栂遊星の活躍で第一次要撃戦に勝利するが、その代償として全権司令官を失った。一方、遊星の恋人・公文土筆は、反政府的思想集団と行動を共にする。計り知れぬ無力感を覚える遊星の想いをよそに、第二次要撃戦予定日が迫る。さらに進化を繰り返すキッカイとの戦いの行方は?渡来体の真の目的とは?―異星生命体と二足歩行兵器の最終総力戦がはじまる。

著者等紹介

三島浩司[ミシマコウジ]
1969年生まれ。関西大学工学部電子工学科卒。電気関連会社退社後、小説執筆を続ける。『ルナOrphan’s Trouble』で第4回日本SF新人賞を受賞し、同作で2003年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いちろく

36
上巻が宇宙から来た渡来体との関係なら、下巻は人間関係を描いた作品という印象。その分、鬱展開もあるけれど、私は大丈夫でした。ただ、ラストへの導入という意味では主人公周りの人間関係の掘り下げがもう少し欲しかった、、、が本音。SFにおけるラスボスを語れるほど、SF作品を読み込んでいないけれど、アッサリ終わった印象。物語の中で渡来体について語られてきた分、正直勿体無い、と感じた。作品全体として見たら、独特な世界観も構築されており、楽しめました。2017/11/04

塩崎ツトム

11
70年代ロボットアニメの熱血シャウト系でもなければ、エヴァンゲリオンのような偏執病でもなく「ぼくらの」のようなセカイ系でもない、善良な現代っ子によるホロ苦ロボット活劇。おしむらくはさんざんキッカイの生態を描写してきた割にはラスボスがその親玉ではなく×××な点かなあ。まあ、そこをのぞけば満足。2015/03/31

ドル箱

11
総評。まず一番に感じた事は「非常に読み辛い」これは考察の意味ではなく、文体が独特で、伊藤計劃にも円城塔とも違うベクトルの書き方です。後書きで円城を示唆しているが、円城はもっと「縮小」した書き方をします。この著者は縮小というより、ボカシの部類の書き方に入ると思う。テーマは概念伝達と読み、根底は在り方、または存在と私は読みました。構成力はあまり高くないと感じたが、発想の着眼点は高いと思われました。上巻が消化不良でしたが、下巻ではそれを大幅に払拭し、考察力のある作品です。しかし、伊藤や円城には遠く及ばない。2014/08/04

はなはな

9
対キッカイがメインの上巻から一転、対する人間社会の「都合」の話に相当なページが費やされて、落差にちょっと戸惑った。政治的思想的な策謀の間に人物同士の会話で人や社会のありようについて観念や概念が語られるが、ぶつ切りの文章と章立で構成されていて、躍動感や疾走感はあったけど、語っている内容を消化しきれないぞ!と休みをいれつつ読んだ。でも、頑張って読んでよかった!と思うラスト。各人物の行動や選択は良しと評価できないくても・・・ですが。ただ、主人公を振り回したヒロイン含めて女性キャラには共感はできかねました。2014/10/13

p.p.

9
上巻の地味な戦いから一転、どんどんと規模の大きくなる事件に対して、最後まで個人として立ち向った栂遊星。結局のところ、一人の人間に出来ることなんてそれぐらいしかないし、人類のためとかそういうのは、実感を持たないお題目にしかならないのだから、それでいいんだろう。これで日常を取り戻したことになるのだろうと思うのだが、その日常とは一体何なのだろうか。日常と思われる日々も少しずつ、時に劇的に変化していく。仮にSTPFが数十年、あるいは数百年取り除かれないままだったら。非日常が続けば、その境界は失われる。2014/02/02

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