内容説明
環境汚染で人類が地球から退去して数百年。各植民惑星で増加し地球系連合を組織した人類は、もはや全員の地球回帰が不可能になっていた。だが、独自に回帰し回復途上の自然を再開発する人々が増え、問題化している。連合の地球保護委員会に環境調査を任された賢女コーリン、彼女に同行しつつも密かに別命を受ける青年シウ、そして彼らの命を狙う少女ニナ―この星を愛するが故の様々な想いが、未曾有の危機を招来する。
著者等紹介
小林めぐみ[コバヤシメグミ]
埼玉県生まれ。埼玉大学理学部物理学科卒業。在学中に富士見書房ファンタジア長編小説大賞にて準入選、1990年『ねこたま』でデビュー。2003年『宇宙生命図鑑』にてセンス・オブ・ジェンダー賞大賞受賞。SF・ファンタジー・ミステリとオーバージャンルで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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