内容説明
二重太陽系に迫る千年に一度の大接近期。その厄災からの生き残りを賭けた二惑星の星間戦争は、膠着時代にあった。ベルゼイオン軍の新総司令官ランディスヴァーゲン提督は、和平協定のため敵地アル・ヴェルガス星系を目指す。突然提督の護衛を拝命したカーシュナーは天才提督の奇矯な振る舞いに翻弄され、そして意外な女性と再会する…。『双星記』『デス・タイガー・ライジング』に続く壮大な星間戦争史の完結篇始動。
著者等紹介
荻野目悠樹[オギノメユウキ]
1965年東京都生まれ。横浜市立大学商学部卒。『シインの毒』で1996年度集英社ロマン大賞を受賞してデビュー。『破剣戦鬼ジェネウ』『六人の兇王子』など退廃的にして絢爛たる異世界ファンタジイ・シリーズで人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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