内容説明
地球規模の環境異変に対して、科学者たちは、未発見の彗星パンドラからもたらされたものであり、その目的は、最終的に地球をパンドラ化することにあるとの仮説を打ち出した。それは、この異変が外宇宙からの侵略であり、行き着くところは人類の滅亡であるとの予言に等しかった。そしてついに地球に接近する、彗星パンドラが発見され、仮説は真実となる。各国連携のもと、宇宙戦闘を想定したパンドラ探査計画が発動した―。
著者等紹介
谷甲州[タニコウシュウ]
1951年兵庫県伊丹市生まれ。大阪工業大学土木工学科を卒業後、建設会社に勤務。退社後は、青年海外協力隊(ネパール)に参加する。その間に創作を開始し、1979年「奇想天外」誌でデビュー。広報誌の編集、国際協力事業団の派遣専門家(フィリピン)などを経たのち、執筆活動に専念。数々のSF・冒険小説を発表し、1996年『白き嶺の男』で第15回新田次郎文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
taka0808w
0
絶滅。。。って言われても、、、それでも一致団結しないところが、なんかリアリティがあるな~なんて考えたりする。。2016/12/22
iwazer
0
3巻はいきなり手に汗握る展開。この先どうなるのか全く予想できません。2008/03/18
鐵太郎
0
「最も悲観的な条件を採用した場合、20年後に人類は絶滅します」 「では...最も楽観的な条件下で、シミュレーションした場合は?」 「その場合は数値が特定できません。おそらく人類が、絶滅することはないのでしょう。たぶんパンドラ・フォーミングされた地球環境に適応した亜人種が、細々と生きていける程度だと思いますが。全人類の半減期が、数十年から数千年の幅で変動していますので」 「それが楽観的、ですか」2008/05/28
佐藤司
0
悪くはない。でも違和感は続く…2012/09/01
典型的なあだ名
0
早く続きを読みたい。2011/04/23