内容説明
夢の動力、G反応機関搭載の戦闘機が飛行中、謎の言葉を残して消失した。5年後の西暦2000年、アメリカ合衆国メトロポリタン市では、G反応機関によって超高速を実現した弾丸列車が、人々の目前で消え失せるという事件が起きた。G反応機関を搭載した飛行機や船舶の消失事件は、このほかにも多数報告されていた。いったい何が起こっているのか!?小松崎茂の絵物語をもとにしたスペクタクルSFアニメを、完全ノベライズ。
著者等紹介
東野司[トウノツカサ]
1957年愛媛県生まれ。テクニカルライターを経て、1986年『S‐Fマガジン』にて「赤い涙」でデビュー。同誌を中心に、コンピュータやヴァーチャル・リアリティを題材にしたSFを発表。作風は多彩で、シリアスなメロドラマから、スラップスティックなギャグまで広範囲におよぶ
小松崎茂[コマツザキシゲル]
1915年東京生まれ。高等小学校卒業後、日本画家、堀田秀叢に師事、のちに挿絵画家、小林秀恒に師事し人気挿絵画家となる。戦後は、絵物語「地球SOS」の連載、プラモデルのボックスアート、東宝特撮映画『地球防衛軍』『モスラ』等のメカニック・デザイン、『マタンゴ』等のキャラクター・デザインを手がけた。その作品は、世代を越えて多くの人を魅了しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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