ハヤカワ文庫<br> ダック・コール

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ハヤカワ文庫
ダック・コール

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  • サイズ 文庫判/ページ数 374p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150304027
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

石に鳥の絵を描く不思議な男に河原で出会った青年は、微睡むうち鳥と男たちについての六つの夢を見る―。絶滅する鳥たち、少年のパチンコ名人と中年男の密猟の冒険、脱獄囚を追っての山中のマンハント、人と鳥と亀との漂流譚、デコイと少年の友情などを。ブラッドベリの『刺青の男』にヒントをえた、ハードボイルドと幻想が交差する異色作品集。“まれに見る美しさを持った小説”と絶賛された第四回山本周五郎賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

383
稲見一良は初読。6話の短篇と、それを繋いで長編化するプロローグ、モノローグ、エピローグとからなる。いずれも鳥をめぐる物語だ。しかも、エンターテインメントとしては第一級の。もっとも、時としてやり過ぎてしまったり(例えば「密漁志願」で、主人公の語り手が4人乗りのボートを有していたことなど)もするのだが。物語を読む楽しみに満ちた小説群だ。鳥を軸に据えた構成も成功しているだろう。鳥に対する造詣も深く、そのことが小説に奥行きを与えていると言える。しかも、それは作家の個性として十分に機能している実に稀有な一書だ。2017/01/18

おしゃべりメガネ

138
やっと読めました。積んでかれこれ12年経っての読了となり、ある意味感無量です。ジャンルは様々な短編集で、とにかく文章が流れるようにキレイで、読み進めながら思わずうっとりしてしまいます。どの話も'野鳥'が登場するので、そちらに興味のある方はもっともっと楽しめるのかなと。やはり個人的には脱走した囚人を追いかける話に惹き付けられてしまいました。あとはスリングショット名人な少年との密猟話も。本作はきっと何度も何度も繰り返し読んで、読むたびに新たな発見に巡り会える作品なんだろうなと。更に年齢を重ねてまた読みたい。2021/01/16

seacalf

136
大当たり。高評価揃いの感想だったのでしばらく寝かせておいたが、予想以上に図抜けていて大満足。共通なのは鳥をモチーフにしてるだけで、がらりと違うジャンルが並ぶ短編集なのだが、第三話『密猟志願』から六話『デコイとブンタ』までどれもこれも面白いのなんの。「まれに見る美しさを持った小説」や「大人のメルヘン」と評されているが、言い得て妙。少々時代がかった硬質な印象だが、かなり読ませる。ハードボイルド調に書かれた方が、優しさが際立つ。魅了される至福の読書だった。2017/08/12

あも

115
【バンビ課題本】真に美しい風景を前に、人は涙するという。そんな経験は残念ながらないが、本書はそれが嘘ではないと教えてくれる。藤沢周平の選評にあるとおり、稀に見る美しさを持った小説。リョコウバトと出会ったアメリカの青年、密猟者を気取る孤独な男性と少年の不思議な交流…狩りと人を通し、自然への思慕が溢れる物語達。収められた6編全てから、目の前いっぱいに広がる水面にキラキラと反射する陽光に目を細め、胸が締め付けられるような感興を覚えた。自然の中の人間、自然に対する人間。鳥たちへの愛惜の情と共に満足して頁を閉じる。2018/04/23

とよキチ

110
初めての稲見一良作品。第4回山本周五郎賞・第10回日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞受賞◆美しい自然を背景に鮮やかに浮かび上がる鳥達の描写、作中の男達に投影された著者の生き様・願い・葛藤・誇り。大人になった今では希薄になりつつある冒険心が、掻き立られる思いがした。こんな風に生きられたら…憧れを抱かざるを得なかった。理想と現実の狭間で疲れた時、本作を読み返せば、私の背中をそっと押してくれるに違いない。自身の願う理想に向けて。2013/01/13

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