内容説明
クムの虜囚の身から一転、モンゴール再興軍を率いてトーラスへと攻めのぼるアムネリス。彼女を助けるイシュトヴァーン、そしてイシュトヴァーンに影のようにつきそう軍師アリ。しかし、彼らの軍勢は実際にはモンゴールの残党と野盗の混成軍にすぎなかった。トーラス防衛にあたっているのは数においてまさるクム正規軍。しかもその彼らの背後には本国から急遽トーラス防衛にかけつけるタルー公子摩下の精鋭が迫るが…。一方パロでは、モンゴールの不穏な動きをめぐって、アルド・ナリスと少年レムスとの確執は深まっていくのだった。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
171
★超大作『グイン・サーガ』シリーズ全173巻完読プロジェクト(ギネスに挑戦!) https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11805473?sort=book_count&order=desc 今回は、本篇第32巻(40/173)、漸く40冊まで来ました。 今巻は、大規模戦闘、ヤヌスの戦いへの道でした🐆 続いて、本篇第33巻へ。2022/04/26
nonたん
37
ヤヌスはアムちゃんをとりました!いや・・・バカチンかな・・・。惚れた弱みで、とんでもないことにならなきゃいいんだけど・・・なるんだろうなぁ・・・アムちゃんだし・・・バカチンだし・・・。モンゴールの騎士連中は大丈夫なのかなぁ。あいつと怨霊レムスくんが険悪になっていくのは、ここから?どうなるんでしょうか・・・。2010/12/20
きーみん
26
「一緒だ。生きるときも、死ぬときもー一連托生だぞ。・・・俺の光の公女!」ぎゃ〜〜!イシュトがヤバイぐらいかっこいー!!ばんばん!これは惚れる!しょうがないよ、アムちゃん!2010/10/22
ぽんすけ
23
ついに戦端が開かれた!戦場を駆け抜けるイシュトがかっこいい。これはアムネリスが惚れるのも仕方ないわ。これもうリンダと一緒になる目はないな。リンダ青春の1ページだと思って忘れたほうがいい。ってかリンダもナリスがフェリシアと懇ろになってるの見て傷ついてるし、なんだかんだでナリスのことが気になってるっぽい。でも絶対ナリスは止めた方がいいわ。こういう男は幸せにはなれない。同じ年のアドリアン君とか先物買いでいいんじゃないかな。ほんわかした家庭が作れそう。そしてレムスがとにかく可哀そう。1巻のかわいいレムスを返して2024/10/24
いおむ
22
アレンさん初登場。巻末の伝令兵の簡潔な報告にわかってはいたけど「オォ~」と反応してしまいました。その他様々な伏線が怒濤のごとく状況を変え動かしていくのは気持ちよい。またレムスVSナリスの一幕が結構面白かった。2017/08/20