ハヤカワ文庫<br> 惑星CB-8越冬隊

ハヤカワ文庫
惑星CB-8越冬隊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 257p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150301651
  • NDC分類 913.6

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

翔亀

42
第二回奇想天外SF新人賞(第一回は新井素子)の翌年の初長編。「航空宇宙軍史」シリーズとして惑星開発を活写する紛れもないSFであるが、宇宙戦争ものでは全くなく、まるごと登山小説だ。惑星軌道がずれ気候変動により文明が崩壊したCB-8星。冬季ヒマラヤの絶壁と北極の酷寒氷河を合わせて10倍した程の困難な自然に5名の混成チームが決死行を図る。これがリアルなのは、先端科学技術がどれほど発達しても、最後は生身の人間個人の"足と手"に頼るしかないからだ。未踏峰なき後目指すべき登山は地球外にしかない。未来の登山の記録だ。 2015/08/06

みずけろ

5
おもしろかったー! 初谷甲州で航空宇宙軍史も読んだことはないのですが、サバイバルものとして手に取って大正解。ちょうど「2012」を見た直後なので、惑星の異常による生命の危機ってところがニアで想像力をかきたてられました。生命の危機・惑星の滅亡に直面した技術者たちが生き延びるために、過酷な雪の大陸を横断を決意。知識と経験と技術を駆使していく様はカッコイイ。が、それらの行動はほとんど絶望に包まれているのが切ない。汎銀河人と地球人の異文化を超えた協力、いないはずの生物の伝説…読みごたえ充分!今すぐ読み返したい。2015/05/19

kenbumono

1
極限状態の惑星での男たちの生き様がかっこいい2015/10/18

あきぴー@武蔵国

1
SF山岳小説と言った感じの物語。 スキーに雪国に行くのはかまわないが、仕事で寒い地域に行くのはイヤやなぁ。 ★★★★☆2012/01/07

DWAT

1
ひたすら寒い・・・・ シリーズを読むにはやはりおさえておくべき作品

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