感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
izumone
1
徳間文庫版にて読了。まずストーリーとしてこの結末で決着したのかという点でちょっと「?」。この後の展開があってもいいのではと思う。カタストロフとしてはちょっとこぢんまりしているかな。ただ,現在を知っている目から見て,発表時での予見性と考えると結構面白い。事故のメカニズムは今の言葉で言えば複雑系のバタフライ効果ととらえられるし,データバンクとのやり取りの描写は生成AIとの会話に似た雰囲気に感じられた。第一世代の理系作家代表の面目躍如。ただ,コンピューターのネットワークという考え方は予見が難しかったよう。2024/05/18
シロスケ
1
お薦め頂いた本です。 些細なサブシステムの裏コマンドが別の巨大なネットワークシステムに影響して大事故を起こすお話です。2012/10/11
-
- 和書
- GIGANT 〈5〉