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ハヤカワ文庫
白光の召喚者―魔法師グリーシャの騎士団〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150205751
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

第三の増幅物によって強大な力を得たアリーナは、〈闇の王〉に対し最後の決戦を挑む!

内容説明

アリーナを聖人にまつりあげ、権力を握ろうとたくらむ“アパラット”の手を逃れ、地下の迷宮“白の聖堂”から脱出したアリーナとマル。二人はデヴィッドらわずかに生き残ったグリーシャの一団と共に、三番目の増幅物―火の鳥の探索を開始した。強大な影の軍隊を指揮する“闇の主”を打ち破るには、ほかに方法はなかったのだ。だが彼らの行く手には、“闇の主”の恐るべき魔手が…傑作ファンタジイ三部作、堂々完結!

著者等紹介

バーデュゴ,リー[バーデュゴ,リー] [Bardugo,Leigh]
エルサレムで生まれ、ロサンゼルスで育った。イェール大学卒業後、広告業界、新聞業界で働き、最近はメーキャップ・アーティストとしても活動する。2012年、『太陽の召喚者』でデビュー

田辺千幸[タナベチユキ]
ロンドン大学社会心理学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あゆみ

23
★★★★★ 先がどうなるのかとドキドキしながら夢中になって1~3巻一気に読了。シリーズを通して多くの登場人物が描かれ、そして残酷にも彼らの命が奪われていったことが悲しい。マルの献身的な愛にこの3巻は涙を流しながら読了。シリーズ当初からつらい展開が続いたが、最後それらの困難を乗り越えたアリーナとマルの幸せな姿が読めて満足感でいっぱい!2016/04/21

きらら@SR道東民

20
ハリーポッター以来の、愛と勇気の冒険ファンタジーを堪能しました。絶望の暗闇の中から真実の愛に導かれ、光と共に闇の王に立ち向かう。命に代えても互いを守り救おうとする若者と娘。最後の最後にこのどんでん返し、彼らに未来はあるのか、手に汗握るラストの向こうに見えたものは・・・。ウィットに富んだ会話、ニコライ王子の存在も魅力的でした。2015/08/20

しゃお

15
三部作完結編。絶望の中で一筋の希望の光をアリーナが見付けたものは更なる絶望でした。そこに至るまでも登場人物たちも最初に登場した時とは印象が変わってそれぞれに感情移入できるように、闇の王の孤独や絶望、そして渇望といったものが描かれているので、より物語に深みを感じれました。そして迎えた最終決戦の行方は・・・。ハッピーエンドだけれどもどこか物悲しくもあるのは「指輪物語」を読んだ時のようでもありました。映画化の権利は既にという事ですが、是非とも重厚な映像を見せて欲しいですね。2015/07/27

ふかborn

14
闇の主と戦おうとしても、味方の人数を削られ居場所を追われたりで、追いつめられる怒濤の展開が続いて、主人公のアリーナだけでなく読んでいるこちらもしんどい。そんな中で一息つけるのが女子同士のお喋り。かつてはそりが合わない相手だったゾーイと軽口(それが辛辣な冗談だったとしても)を交わす場面などは凄く楽しい。とにかく女の子の繊細な心情を直接的な言葉以外で表現するのは、全く素晴らしいとしか言えない。初めの頃から、普通の人間で一番強いのはマルなのではないかと思っていたが、まさかそんな裏があるとは。最後は思わず感涙。2016/05/22

みろ

9
前巻まではそれほど際立つものがなかったが、最終巻はよかった。不安定で無力に思えたアリーナの見事な変貌、マルの自身も知らなかった真実、どちらも喪失を伴うところにファンタジーらしさが感じられた。2015/08/28

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