ハヤカワ文庫
クシエルの使徒〈2〉白鳥の女王

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  • サイズ 文庫判/ページ数 423p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150205102
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

謀反人メリザンドの行方をひそかに追うため、女王イサンドルとの反目をよそおいラ・セレニッシマ都市国にやってきたフェードル。豪奢な文化が花咲くその地では、老いた統領の後継者を決める選挙を前に貴族間の緊張が高まっていた。フェードルは旧知の貴族青年セヴェリオをたより、女王の大叔父にあたるベネディクト王子、および統領に面会を図るが、やがてある危険な真実に近づいてしまう…人気シリーズ、驚愕の急展開。

著者等紹介

ケアリー,ジャクリーン[ケアリー,ジャクリーン][Carey,Jacqueline]
1964年、米国イリノイ州ハイランド・パーク生まれ。レイク・フォレスト大学で心理学と英文学の学位を取得。大学在学中に交換留学でロンドンに行き、書店で半年間働いたことをきっかけに、文筆業に入る。2001年に発表したデビュー作『クシエルの矢』で、ローカス賞第一長篇部門を受賞するなど絶賛を浴びた

和爾桃子[ワニモモコ]
慶應義塾大学文学部中退、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kemmel

8
2巻は第1部と同様に主人公・フェードルに苦難が襲う巻。第1部では冬山に、今作では文字通り海に放り込まれます...。意外なメリザンドの登場に、絶体絶命なピンチの数々と物語はテンポ良く進み、ラストも次巻へのすばらしい"引き"!主人公・フェードル視点からすると、ここからの逆転はかなり厳しそうですが...。引き続き3巻目を読むことにします。2011/08/27

アイゼナハ@灯れ松明の火

8
フォルトゥン!レミー!何てこった…。2巻目で必ず窮地に陥るこのパターンはクセになりそうだなぁ。ジョスランとの再会は叶うのか。今回はちょっと意表をつかれる終わり方。続きを読まねば!2010/04/25

m.murasaki

6
前半は相変わらず宮廷でメリザンドを追いかける展開。けど、彼女がさらりと出てきたら急転直下話が転がり出します。本当にさらっと登場してくるからびっくりしますね。けど、あの二人の死は悲しいですね。脱出不能の牢獄に単身フェードルを助けに行くジョスランはかっこいいですね。2011/04/29

しまみ

5
この巻はフェードルの苦境と大事な人達との別れがつらくて…メリザンドの恐ろしさに鳥肌がたちました。いい悪役ですよね。2011/08/20

takave

5
メリザンドの居場所は登場人物の髪の描写を気にしてたらなんとなくわかったけど、死亡フラグ引いたのはフィリップだと思ってたのに、思ってたのにうわあああああ。2010/12/21

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