内容説明
毒に蝕まれつつも男たちを導き、“秩序団”の残虐な支配を除くため苦闘するリチャード。しかし彼の前に、いまなお力による抵抗を拒もうとするバンダカーの民が立ちはだかる。解毒剤は間に合うのか、そしてリチャードとカーランは、この見捨てられし地に自由をもたらすことができるのか?同じころ、“秩序団”の陣地で長時間の拷問を受け朦朧とするゼッドはありえざる幻を見ていた…怒涛の第8部、堂々のフィナーレ。
著者等紹介
佐田千織[サダチオリ]
関西大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こめっこ
1
まだ、完結していないのに続きが出る予定なしとは!アメリカでは、ドラマにもなっているのでぜひ、続きを出して欲しいです。リチャード達の旅の行方が気になります。2010/03/22
YASUHIRO
0
さてこれで翻訳の部分は終了です。先は翻訳の予定がないようなので私は洋書を買いました。初PB(ペーパーバック)です。 最後の三部はトリロジーとなっています。少しだけ読んだので背表紙に書かれている程度にお話します。 物語は唐突にリチャードが死にそうな所から始まります。そしてなんとか一命をとりとめると・・・なんと周りの人がカーランのことを全く覚えていないのです。 最愛の人が自分しか知らない・・・もしかしたら全て夢だったのか・・・そんな葛藤がリチャードをさいなみます。 気になる人は是非PBを一緒に・・・
夜の女王
0
☆☆ 相変わらずご都合主義なんだけど、うま~く大団円に持って行きました。さて、続きは?2009/07/23
加治佐不比等
0
原題の直訳『無防備な帝国』、構成分析 党派 3(リチャード、オーエン、ジャガン)、スレッド 8(リチャード、カーラン、ゼッド、ヴァーナ、アン、オーエン、ニコラス、ジャガン)、ノード59。2020/03/07