内容説明
“短い夏の国”で昆虫軍団を打ち破ったダレイネら兄弟神は、連合軍を率いて、ヴラーが狙う残されたただひとつの領土―姉神アラシアの“日の昇る国”へと向かった。だが、眠りが近づくアラシアは乱心し、自らたてこもる神殿の安全しか頭にない。そこで、トログ帝国軍とマラヴィ国の騎馬兵が長い峠に昆虫軍団を迎え撃つ砦を建設するあいだ、鷲鼻ソーガンが神殿でアラシアと取り巻きの神官たちを懐柔することになったが―。
著者等紹介
宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
立教大学英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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uryutalk
1
傲慢で高慢なアラシアねーさんがヤバイことに。最終決戦だというのに、いまいち緊迫感がないのはご愛敬。いっぱい出てきた愛すべきキャラクターたちをどうまとめるのかマジで気になってる。2020/02/03
ころすけ
0
ボケ始めたアラシアが正気に戻ったのはいいが、それをきっかけに新たな事件が。てっきり、この巻で東エリアの戦争も終わって、最終巻は荒れ地への進軍かと思ってたんだけど、新たにオマーゴへの伏線が突然張られたり、一体どう物語を畳むつもりなのか……。ま、細かいことはおいといて、次はいよいよ最終巻!!2013/08/20
レンズマン
0
だんなはおまけと思っていたら・・2010/06/07
しゃお
0
ある登場人物も見た目とは違った存在であると仄かされて、いよいよクライマックスですね。2009/02/25
yossi
0
-2009/02/09