内容説明
無限に襲いくるヴラーの家来たちに対抗すべく、ドラル国の兄弟姉妹神はそれぞれに、辺境から腕に覚えのある荒くれ者を呼び集めた。西の妹神ゼラーナは金目当てのマーグの海賊団を、そして南の弟神ヴェルタンは落魄したトログ帝国軍を…そのころ静かな海岸の村ラタッシュの上流では、ヴラーの軍勢が峡谷を下って進軍しつつあった。毒液を放つおびただしい数の異形の敵を、奇妙な混成軍は巧妙な布陣を敷いて迎え討つが…。
著者等紹介
宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
立教大学英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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καйυγα
9
ドラル国戦史2弾。シリーズはまだ始まったばかりであり、戦いもまた始まったばかりである。ヴラーの家来たちがいよいよ攻め込んでくるなか、神々が金で雇った海賊団、帝国団もまた知恵と経験を合わせて立ち向かう。人々の知恵の前に敵は平伏せるかと思いきや、集団となった敵は本能的なのか意図的なのか人を翻弄する。何もかも上手く行っては面白くない、その通りなストーリー構成。冗長な会話が気になるが、外国人特有のアップテンポの効いた会話、ジョークがクセになる。いやいや、神様でも逃げ出したくなる戦いなんだね2015/09/13
uryutalk
1
一つめの戦いが終わったけど、まだ序盤に過ぎず。っつかベルガリアードに比べると神々を縛るルールが分かりやすくなったよなぁ。相変わらず魅力的なキャラクター群で、極悪人が出てこないにも関わらずしっかりと読ませて、面白いってエディングス凄いよ。この巻は赤髭の巻でしたね。でも長弓がいい味出してますぜ。2019/12/19
雅
0
闘いはあっさりしてたけど、会話が面白い2017/01/23
kuma-kichi
0
ちょっと中だるみ?2009/11/02
レンズマン
0
また膝の上に載ってキスをせがむ女神様ですか。同じパターンの繰り返しですね。しかも敵はモンスターになってしまい魅力がありません。そう言えば誰が主人公なんでしょうか?2009/06/01
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