内容説明
異世界ツラニとの長い戦を終え、ミドケミアに平和が訪れた。亡きクライディー公爵の息子アルサはクロンドル公となり、その兄リアムは正気を失った前国王に代わって王座に就いた。民の祝福を受け、若き君主たちの前途は明るく見えた―盗賊ジミーが、アルサの命を狙う暗殺者集団があるという情報をもたらすまでは。秘めた恋を実らせ結婚を間近に控えるアルサは、奇怪な魔術と恐ろしい力を操る敵と立ち向かうことになる。
著者等紹介
岩原明子［イワハラアキコ］
東京大学英文科卒、英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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アイゼナハ@灯れ松明の火
15
『リフトウォー・サーガ』第二幕開演！第一部が戦記風だったとすると、本巻は陰謀渦巻くシティー・アドベンチャー風の幕開け。モッカーズ（盗賊ギルドみたいなもの？）の一員、ジミー・ザ・ハンドが、アルサを助けて大活躍。優れた機転は、時に魔法以上に役に立つよね。終盤で探索の旅に出ることになるアルサたち。えらくロイヤルな旅の仲間たちだなぁと半ば呆れながらもニマニマしてしまう。何か危機一髪なところで終了してますが、果たしてアルサたち一行は無事に旅の目的を達成できるのでしょうか。続きは次巻で。2010/09/03
櫂
2
ずっとアルサのターン。シリアスなアルサにジミーはとても素敵な存在。2010/09/22
Fumiya
1
変わってアルサの物語。盗賊ジミーが物語の重要な立ち位置にいる。うん、世界観の複雑さが解れて今までより格段に読みやすい。 表紙の絵がどんなシーンか分かった時の哀しさったらなかった。 絶望だけではなく奇跡を信じ、ジミーら信頼の置ける友や親類と共に、アルサは前に進むのだ！2018/01/20
しまっち。
1
ジミー少年の活躍を楽しみたくて再読。でも結局どのキャラクターも生き生きしていてテンポよくどんどん引き込まれるストーリー展開に改めて感服。2016/11/27
エリコ
1
表紙イラストが切ない…このシリーズは登場人物がみんな魅力的です。2013/04/22
