ハヤカワ文庫
暗黒の魔術師―タムール記〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 452p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150204419
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

“青き薔薇”を得たスパーホーク一行は、“光る魔物”と恐れられるデルフィたちの訪問を受けた。神性と心を読む力をそなえるデルフィは、一族の願いがかなえられるならば戦神シルゴンとの対決においてスパーホークに加勢するという。かれらに強い反感をもつセフレーニアはこれを頑なに拒むが、デルフィは若きザネティアを人質兼協力者として遣わした。そして今、彼女はダレシア大陸全土の騒乱の真の意味を語りはじめる…。

著者等紹介

宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
立教大学英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
面白い! 三巻の中頃からこの四巻はもう、目が離せない。セフレーニアとの確執がどうなってしまうのかとはらはらしたが、だからこそのザネティアか。言われてみればそうでもしないとぼろを出さない奴だった。思いっきりざまあと言ってやりたい。カルテンの慰めは惚れる。いい男だ。語り始めた青き薔薇も素敵な方(ちょっとスケールが大きいけど)だし、アフラエルも神ながら成長しているようだ。色々と気になることはあるけど、個人的にセフレーニアとザネティアの友情はどうなるのか気になる。そして最後の引きで次巻はますます目が離せなさそうだ2012/04/15

ほずみずほ

0
カラードとカーラードでよく混乱した(笑) ベーリオンが力を使うところ良かった。 (6)2008/09/18

nas

0
この巻では凄く驚いた、カルテンに。俺はカルテンを誤解してたよ、ここまですばらしい人だったなんて。この巻のカルテンとセフレーニアの描写はタムール記の中で一番好きかも。ああいう台詞の掛合いが書けるエディングスは凄い、マジで。実際どういう言葉をかけるのが凄い気になってたんだけど、完全にやられたわ。他にもいろいろあるんだけど、この巻はあの5ページぐらいが凄い衝撃的だった。これのためだけに1冊ごとにレビューを書いてもいいぐらいに、というかこの巻のレビューが書きたかった。レビューしてないけども2007/10/21

RYUJI's_Partner(ATM)

0
この表紙のザネティアは、ちょっと華やか過ぎるよなぁ…。 旧版の方がイメージに合っている。2013/04/24

総代

0
再読、風呂読。タムール帝国の直面した脅威の背後にいた黒幕の発覚。本書ではセフレーニアとザネティアとの確執の行方が語られる、そうしてまた新たな脅威が!手に汗握る展開!!中弛みなし。2011/12/28

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