内容説明
いつの日か邪神を倒すと予言されているリヴァ王の一族が、幼い王子一人を残して滅ぼされてしまった!“神をほふる者”に繋がる血筋を守るため、女魔術師ポルガラは残された家族とともに、仮の姿に身をやつす。敵の探索から逃れるため、代々の小さな家族を連れて西方の諸王国を転々とする生活のなかで、ポルガラは家族と暮らす幸せを得るが…“ベルガリアード物語”の数々の秘密を解き明かすシリーズ、いよいよ完結。
著者等紹介
宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
立教大学英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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タッキー
9
ベルカリアード物語、マロリオン物語、ベルガラスの物語に続くポルガラの物語と計16冊が遂に完結!ポルガラが、ベルカリアード物語の出発点のファルドー農園に、遂にやって来たときは、自分もなんだか帰ってきたように感じました。これらの物語に出会えて本当に幸せです。素晴らしいファンタジーでした!2019/04/27
詩歌
2
ナドラク社会で女は所有物、所有者を選ぶのは女の方。選ばれた男が期待に添えなければ、いつでも短剣で脅し、もっとましな誰かに売れと主張できる。女性の能力が高いところだから、こういう文化になったのだろうが、サバイバルだなぁ。2014/04/14
みっくん
1
ポルガラのお話終了。そしてベルガリアードへ戻る。 最後はだいぶ駆け足の感があります。まぁ、もう話されてますからね。個人的にはシルクのその後がもっと読みたいかも。 2014/02/24
RYUJI's_Partner(ATM)
1
鐘の音がダーニクの鎚の音で聞こえなかった、ってどんな粋な計らいなの、《宿命》さん…。2013/03/08
レンズマン
1
この本を読み終わるとまたベルガリアード物語を最初から読み返したくなりますね。2009/04/25