内容説明
魔術師ベルガラスの物語に多くの記述漏れがあると気づいたリヴァの女王セ・ネドラは、女魔術師ポルガラにそれを補う彼女の物語を書くよう求めた。しぶしぶながら筆をとったポルガラは驚愕の真実を語り始めたのだった…出生にまつわる驚くべき秘密、卓越した知力と能力を得るまでの過程、双子の妹との関わりや叙事詩に歌われた禁断のロマンスなど、誰も知らなかった“ベルガリアード物語”の最深奥部がここに明かされる。
著者等紹介
宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
立教大学英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タッキー
10
ポルガラの語りで語られるはなし。なによりもポルガラに話を書かせる話が面白い。そしてハイライトはベルダランが亡くなる場面。これは本当に涙が出ます。ちょうど電車で読んでたときだったので、かなりこらえるのに必死でした^_^;2019/03/09
ホレイシア
3
これは蛇足以外の何ものでもない。好きな人は読めば、という代物。2008/01/30
つるら@turulaJB
2
全巻
shuha
1
ベルガラスの物語と並行して読んでみた。なかなか、これが面白い。同じエピソードを両面から見るというのは、なかなか。2017/04/07
詩歌
1
「父が”政治”という言葉を使うとき、それは国家間の関係という意味なの。でも同じ言葉をわたしが使うと、それは女が自分の望み通りに男たちを動かすさまざまな手管のことなのよ」それが良いと思います。2014/04/14