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ハヤカワ文庫
蛇神の女王―ベルガリアード物語〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 574p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150203832
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

強大な力を宿す宝石「珠」が奪われた!邪神トラクの腹心の弟子、魔術師ゼダーの仕業だ。「珠」がトラクに渡れば、世界が混沌に支配されてしまうのは必至。少年ガリオンはゼダーを追って、魔術師ベルガラスとポルガラに連れられ光の「予言」を実現する旅に出た。軽業師シルク、巨漢バラクなど信頼する仲間を得て、一行は西の諸王国を遍歴する…しかし、ゼダーがめぐらせたさまざまな奸計がついにガリオンを窮地に陥れる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむー

58
シリーズ第一巻ではセンダリア、チェレクと足跡を記し、引き続き今作ではアレンディア、トルネドラ、ニーサの三国を舞台に旅は続く。『たいへんよくできました』。何者でもなかった少年ガリオンも“力”に目覚め、伴侶となるセ・ネドラとの出会いも描かれる。国ごとに、民族ごとに違う世界との向き合い方を知り戸惑いながらも世界の複雑さを実感してゆくガリオンの旅は、彼の成長物語であると同時に、ベルガラスを家長とする大きな家族愛の物語でもある。しかしこの一家、通る国をことごとく引っ掻き回すある意味世界的厄災とも見れなくもない(笑)2015/08/03

本木英朗

18
ガリオンたち一行は、アレンディアへとやってきた。ここではレルドリンとマンドラレンがそれぞれ参加しようとするが、途中で前者は倒れてしまい、一時いくなってしまう。そして一行は、ついにトルネドラまで来た。そこでついに、セ・ネドラという美少女と会ってしまった。ポルやウルフたちは何やら相談していたが……という2巻である。もう俺には読むしかないってば。3回目だけれど分かんなくなっているからね、今回は。いやー、どうなるのかな、という感じです、はい。というわけで次は3巻かなあ。2019/12/01

タッキー

14
中盤以降、グッと面白くなってきました。描かれている世界も広く、次にどんな所を旅するのか、読んでいてワクワクさせます。徐々に魔術師としての能力を目覚ませるガリオン。そして、珠を取り戻すために、一緒に旅をしている面々が一人ひとり個性的に描かれており、その分読んでいて楽しいストーリーです。2018/04/14

しろ

14
☆7 王道ファンタジーらしくキャラがたっていて、安心して読める。やっぱりファンタジーは巻が進むほどに魅力が増していくものだ。個性的な仲間はもちろん、主人公の少年ガリオンが真っ当な主人公でかつ、今回は身に余る力が暴走するというよくあるけれども燃える展開もあった。今回は人を魅惑する蛇の女王も出てきたりして、敵もファンタジーっぽくなってきた。とはいえなんといってもツンデレ系ヒロインのセ・ネドラの可愛さが抜群。表紙カバーの印象も手伝って、とても魅力的に映った。3巻も楽しみ。2014/03/04

mayuri(Toli)

10
シルクが「金で買えないものはない邪悪な都」と称したトルネドラの中にあってさえ、キラキラと光り輝くようなロマンスがあることに気づきます。ベルガリアード物語は、人間への愛、人間同士の愛、神の愛など、様々な愛情を描いた物語なのだと思います。ガリオンとセ・ネドラの間の、ドキドキするような子供同士の愛情、ポルおばさんとダーニクの間に育まれる、静かな、深い愛情。マンドラレンとネリーナの間の、視線だけをかわすことが許されるような、秘めやかな愛情。どれもが読んでいる私としても本当に愛おしく感じられて胸が締め付けられます。2015/07/01

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