内容説明
3500年前、闇王によって汚された男性源。以来、その汚れは絶対力を操る男たちを狂気に駆り立ててきた。アル=ソアは不可能とされる男性源の浄化を決意し、シャダー・ロゴスへと向かった。そこでナイニーヴと結合し、巨大なサ=アングリアルを始動させるのだ!だが、これを阻止せんと闇セダーイが姿を現わし、二人を守ろうとするカドスアンら異能者・海住民族・聖竜士との、壮絶なる攻防が繰り広げられる!第9部完結篇。
著者等紹介
斉藤伯好[サイトウハクコウ]
1935年生、明治大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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AR読書記録
2
“味方”もたいがい健全なる友情、麗しい協力関係にはほどとおいけど、敵方もまあ、自分のことしか考えない卑怯者揃いで個々にぱらぱらと襲ってくるだけだから、いくら強い強いいうて登場したところでなんら脅威にはなりえなくて、ある意味主人公たちにとって親切とさえいえる状況。やっぱり敵も実力をともない、強さだけでない魅力ももっていることが、物語を面白くするポイントのひとつだろう、と、反面教師的に教えていただきましたのぅ。2015/01/16
hirabat
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アリドールの名前が出てくるまで、シャヨル・グールが崩壊するんだと思ってました。2012/04/25