内容説明
魔力をあやつる貴族階級に二百年間支配されてきたヴォナール国。しかし長年のあいだに貴族の魔力は衰え、搾取に苦しむ国民のあいだには革命を企てる者が現われはじめた。そんな状況のなかで、デリヴァル候爵のひとり娘エリステは、王妃付きの女官になるために首都シャリーンへと旅立った。華やかな宮廷生活の果てに何が待ち受けるかも知らずに…ヒストリカル・ファンタジイの旗手が贈る絢爛たる物語の開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金木犀
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FT205 1995.4初版 騒乱の国ヴォナール1
suzuki-takefumi
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革命期フランス「のような」世界のファンタジー。身分制社会を当然だと考える貴族の少女が主人公だが「甘ったるい少女の成長物語などではない」らしい。どう展開していくのか……暴動の勃発のシーンはなかなかよい。2009/01/22
