出版社内容情報
『ニューロマンサー』の原型たる表題作ほかサイバーパンクの真髄と電脳空間の綺想を堪能できる珠玉の十篇を収録。解説/円城塔
【目次】
内容説明
「クローム。彼女のかわいい童顔は鋼鉄のようになめらかだ」―永遠の若さを保つ娼館の女主人の財産をブン取るべく電脳空間を駆けるコンピュータ・カウボーイと相棒の活躍を描く表題作、『ニューロマンサー』のヒロイン、モリイの過去に迫りゆく「記憶屋ジョニイ」、『カウント・ゼロ』の元型たる「ニュー・ローズ・ホテル」…〈スプロール〉三部作と世界観を共有する作品など全10篇を収めた伝説的短篇集。
著者等紹介
ギブスン,ウィリアム[ギブスン,ウィリアム] [Gibson,William]
1948年、アメリカ・サウスカロライナ州出身。1984年刊、初長篇にして〈スプロール〉三部作の第一作『ニューロマンサー』は翌年にはネビュラ賞のほか、フィリップ・K・ディック賞、ヒューゴー賞も受賞し、「サイバーパンク」の代名詞的作品として知られるようになった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とも
29
ギブスンの短編集。 「ニュー・ローズ・ホテル」「クローム襲撃」「記憶屋ジョニイ」はスプロール3部作と地続き、モリイやフィンなど、そしてなんとケイスのもう1人の師匠ボビイも登場する。 スワンウィックと共作の「ドッグファイト」がいい。メカバトルものでボーイミーツガールで甘酸っぱくて切ない。なにより読みやすい。スワンウィック最高。 全体通じ良かったかと言われると微妙。短いと煙に巻かれたまま進み物語に入り込む前に終わってしまう感じ。ギブスンは短編より長編の方が好きかも。2026/01/17
Dヨッシー
3
相変わらず説明が少なく、初見では状況を掴むのが難しい。けれど、なぜかページをめくる手が止まらない。一つ一つの表現が圧倒的にかっこよくて、咀嚼に時間はかかるけれど、ぱっと見のイメージだけで強烈に惹きつけられてしまう。全く想像がつかないわけではなく、どこか現実と地続きのような手触りがあるのも魅力。個人的には「ガーンズバック連続体」「ニューローズ・ホテル」「ドッグファイト」が特にお気に入りです。読後感も、まだ頭の中で言葉にするには時間がかかりそう。この「咀嚼が必要な感じ」も含めて、じっくり楽しみたい一冊。2026/01/25
kazu
2
短編集。複数の線が走らず、読みやすかった。クローム襲撃がニューロマンサーに繋がる感じで、まさにスプロールの原型でした。 2026/01/17
hryk
1
「ふさわしい連中」「冬のマーケット」「ドッグファイト」「クローム襲撃」が面白かった。2026/03/02




