出版社内容情報
ティフラーとネイスクール銀河種族との交渉が長引く状況に不満を抱く《バルバロッサ》副長は独自にカンタロの捜索を開始する
内容説明
フェル・ムーンはティフラーじきじきに単独での偵察任務を命じられたと偽り、“バルバロッサ”をマウルーダ星系から出発させた。「スターロードのあるところ、かならずカンタロが存在する」と確信するフェル・ムーンは、カンタロの手がかりを探すため、まずはブラックホール・ピーリロン近辺にあるタイブロン星系へと向かう。部下とともにその第七惑星バシャールに降り立ったフェル・ムーンはさっそく調査を開始するが…。
著者等紹介
長谷川圭［ハセガワケイ］
１９７０年生、高知大学人文学部独文独語学科卒、フリードリヒ・シラー大学イエナ哲学部卒、翻訳家・日本語教師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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スターライト
3
標題作と「伝説と真実」の二篇収録。ティフラーを指揮官とする三隻の宇宙船のうち、《バルバロッサ》はティフラーの行動が生ぬるいと感じたカルタン人の副長フェル・ムーンの偽りの主張で《バルバロッサ》単独でカンタロ捜索へ向かう。タイプロン星系の惑星バシャールでカンタロの足跡を探すが…。後半のエピソードは、アノリーのデグルウムらの導きで、惑星ターミナル・ホープに降り立ったティフラーらの冒険を描く。そこにはなんとテラナーの奇妙な末裔がいたのだった！2024/10/15
