出版社内容情報
アトランら銀河系船団はM-30にて基地の候
補地を探す途中で、アトランに面会を求める
アドヴォクという見知らぬ人物に遭遇する!
内容説明
球状星団M‐30で基地となる惑星を探索中だった“リブラ”に、突如、謎の球型船が襲いかかる。“リブラ”も反撃するが、敵宇宙船は無傷。やがて“リブラ”を翻弄し満足したのか、「銀髪の年よりに伝えろ、このわたしアドヴォクとルイペッチの世界で会おう」というメッセージを残して消えた。報告を聞いたアトランは、「ルイペッチ」が最近ニッキ・フリッケルが発見した惑星と関係があることをつきとめ、その惑星に向かう!
著者等紹介
若松宣子[ワカマツノリコ]
中央大学大学院独文学専攻博士課程修了、中央大学講師、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
5
「アドヴォクという男」と標題作の二篇収録。前後半ともアトランに焦点を当て、前半ではローダンの息子ダントンとの再会、後半では惑星フェニックスの組織”ドレーク”内のクーデターを描く。なかなか姿を現わさないカンタロはクローンをしのぐ模倣能力を持つらしく、ダントンがアトラン本人と確信するまでの行動は執拗だ。”ドレーク”の銀河系への突入という目的がダントン指揮下ではなかなか進まないことに業を煮やしたレノ・ヤンティルがアトランによって阻止されるのだが、手段は感心しないものの目的には悪意がないため、同情してしまう。2024/05/12
CEJZ_
1
1P17行。2024年刊。「宇宙英雄ローダン・シリーズ」の712巻。初めて一冊読んだ。書店へ行くと月二巻ずつ定期刊行されていて、確実に新しい書影を目にする。昔から興味はあったが700巻をこえているし、読んでもそのSF世界に入っていけるのかと手が出ず。詳細なディテールや専門用語?、物語の背景はわからず、推測と勘で意訳し読み進めた。最初は何もわからず難解に感じたが、読むにつれ面白いと感じ、さらにはもっと読みたいなあと思った。今から全巻読破はムリ?としても、今後もできる範囲で読んでいきたいと思った。2024/08/22
たんじろ
0
アトランの活躍を描く。最後ローダンと再会。2024/05/21
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