ハヤカワ文庫SF<br> デューン 砂漠の救世主〈下〉

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ハヤカワ文庫SF
デューン 砂漠の救世主〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150124052
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ポールは、その予知能力をもってしても陰謀者の策謀を止めることができないでいた。彼に忠誠を誓っているはずのフレメン内部の裏切り、名義上の皇妃イルーランの暗躍に、死から蘇ったダンカン・アイダホの偶人“ゴウラ”を用いた計略―そんななか、ポールの愛妃チェイニーが帝座を継ぐ子を懐妊する。だが月が墜ちる幻視に苦悩するポールは、過酷な選択を迫られることに…。壮大な未来叙事詩、悲劇の第二部。

著者等紹介

ハーバート,フランク[ハーバート,フランク] [Herbert,Frank]
1920年、米国ワシントン州生まれ。1952年に“スタートリング”誌でSFデビューし、1956年に初の長篇『21世紀潜水艦』を上梓。1965年に刊行した第2長篇『デューン 砂の惑星』は、ヒューゴー賞・ネビュラ賞を受賞したほかSFジャンルの壁を越えて圧倒的な支持を受けた。その後、同書から始まる“デューン”シリーズ全6作を発表し、1969年刊行の本書『デューン 砂漠の救世主』(以上早川書房刊)はその第2作となる。1986年死去

酒井昭伸[サカイアキノブ]
1956年生、1980年早稲田大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ねりわさび

90
宇宙を支配するポールを主人公にしたSF大河小説の第2章。第1章のスペクタクル表現は意図的にカットされ、複雑化した内政と暗躍する皇帝の暗殺計画を軸にドラマを描いている。ポールの陰鬱とする内省が引き起こす衝撃のラストに衝撃を受けました。新訳の形で復刻されて読了できたことが嬉しくもあります。いつか第3章も新訳されることを期待します。とても面白かったですね。2023/07/13

南北

51
前巻に引き続き陰謀を巡らす人々の対話が続いていくが、やがて悲劇に向かって進んでいくことになる。上巻の序文で生前の著者がケネディ元大統領を例に出して英雄に対する盲信は危険であると語っていたことが述べられているが、ところどころで語られているフレメンたちの堕落ぶりと重なって興味深く感じた。未来視ができるとされたポールだが、実際には現実と完全に一致するわけではなく、未来を予知できることが呪いにすら感じるところは人間らしいと感じた。2023/07/13

Yuri

19
上司からの借本。上巻にはあまり評判が良くないとの前書きがありましたが、そんなに酷評する内容でもないかと。三部作の二作目なので、続きを楽しみにします。2023/06/11

ふみふみ

15
予知する未来には過酷な結末が待っているが、道を踏み外すことはできない。依って、幻視の通りに現実を再現すべく、敵の策略に身を投じていくポール。後半はポールの内省を軸に、妹のアリア、ヘイト(ダンカン・アイダホ)らのドラマが絡んで進んでいきます。さて、ポールの物語はこれで本当に終わったのでしょうか?デューン三部作の三作目も新訳で出るみたいなので楽しみに待ちたいと思います。2023/05/13

ふりや

13
訳者のあとがきで触れられているように、前作『砂の惑星』のような派手なエンタメではなく、じっくりと人間ドラマと政治劇を描いた作品。アラキスの覇権を握った英雄としてだけではなく、一人の人間、一人の夫としてのポールにも焦点を当てており、苦悩や弱さを垣間見せる主人公に心を動かされました。デューンの初期三部作、つまり次回作の新訳も決定しているそうなので楽しみです。そしてドゥニ・ヴィルヌーブ監督の映画化作品もパート2が公開間近とのこと。タイミングが合わずパート1を見逃してしまったので、機会があれば観てみたいです。2023/05/08

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