出版社内容情報
生命のゲームの開催地ソムを目指し紋章の門を潜った15万人のオファルの合唱団は、ここがパイリアと知り門マスターの元へ向かった
内容説明
紋章の門から出た15万名のオファルの合唱団は愕然とした。そこが生命ゲームの開催地、惑星ソムの王の門ではなく、パイリアのテラナー門だったからだ。合唱団の一員、トオモアン・タアアンとケエエン・チャアエルは、再度ソムに転送してもらうため、仲間とともに門マスターのところへと向かう。だが、紋章の門ではハトゥアタノのリーダーであるライニシュの愛人アイスクシクサが、みずからの野望を実現すべく暗躍していた!
著者等紹介
渡辺広佐[ワタナベヒロスケ]
1950年生、中央大学大学院修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
4
標題作と「永劫の洞窟」の二篇収録。前半は、オルフェウス迷宮から脱出した報奨として生命ゲームを主宰することになったテケナーとダントンに嫉妬したガヴロン人ライニシュによる妨害工作を描く。途中からその愛人アイスクシクサの門マスターになるという野望が、紋章の門そのものが崩壊する危機を招く。後半は、衛星イジャルコルの永劫の洞窟に住むパイリア人隠者ジェオと、近過去と近未来の出来事を知る特殊能力を持った植物ケラ=フア=ザタラを中心に生命ゲームを襲った危機とその顛末が描写される。紋章の門が消滅し、今後どのような展開に?2022/06/12
たんじろ
2
今回はすんなり読めました!!次はグッキーが出るのだろうか?2022/06/18
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- 和書
- 心のささえになれたら