出版社内容情報
アラスカは行方不明になったプシオン共生体のテスタレを捜すが、ダントンとテケナーの妻の探索を優先するようメッセージを受ける
内容説明
アラスカ・シェーデレーアがタルサモン湖底の保養所に帰ると、そこにプシオン共生体のテスタレはいなかった。必死にその行方を捜すが、手がかりは“タルサモン”に残されていた「ロワとロンの妻たちの救出を最優先してほしい」というメッセージだけ。アラスカは、ライニシュに囚われているロワとロンの妻―“エスタルトゥの両性予知者”となったハイブリッドを盗みだすため、五段階の衆の本拠地タロズへと向かうが…。
著者等紹介
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
4
「ハイブリッド植物強奪」と「忘却からの脱出」の二篇収録。前半のエピソードでは、予知植物の共生体となったデメテルとティロン救出のため、シオム・ソム銀河にある惑星タロズへ向かうアラスカの冒険を描く。後半はNGZ430年にグリゴロフ事故で巨大宇宙船”丸太”に囚われた《ツナミ32》とその乗員の苦闘が読みどころ。「あとがきにかえて」では、シリーズ翻訳も手掛けた五十嵐洋氏の訃報が告げられていた。残念。2022/05/31
K・ITO
2
五十嵐さんの訃報が記載されていた…ご冥福をお祈りいたします2022/05/28
たんじろ
0
最新刊読んだぁー。でもまたすぐ新刊出る。生きてる間ひたすら読む 笑2022/06/06