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ハヤカワ文庫SF 宇宙英雄ローダン・シリーズ 650
ネットウォーカー―宇宙英雄ローダン・シリーズ〈650〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150123406
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

ローダン、アトラン、グッキーらに、アラス
カはドリフェルを守り永遠の戦士たちと戦う
ための組織"ネットウォーカー"を紹介する

内容説明

ロワ・ダントンとロナルド・テケナー、その妻ふたりとシガ星人三名は、ムリロン人ヴェト・レブリアンとともに、戦士イジャルコルの船に随行して惑星エトゥスタルに向かっていた。エトゥスタルはアブサンタ=ゴムとアブサンタ=シャド両銀河が重なるゾーンにあり、超越知性体エスタルトゥの居所だという。ダントンとテケナーが足を踏み入れたその惑星は“エスタルトゥの庭園”と呼ばれ、まるでパラダイスのようだった…。

著者等紹介

嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スターライト

6
「エスタルトゥの庭園」と標題作の二篇収録。前半は、超越知性体を求めて惑星エトゥスタルへ向かったダントンとテケナー一行の物語。しかしすでにエスタルトゥはそこにはおらず、目的は果たせなかった。その代わりというわけではないが、そこでブルスクがダントンに明かしたソトの”誕生”のエピソードには驚愕。《ツナミ114》の乗員が拿捕された理由がこうつながってくるとは。標題作ではシリーズから退場したと思われたキャラクターが再登場しつつ、ローダンの娘エイレーネの生育過程と巻き込まれた危険が展開される。新サイクルの幕開け。2021/10/10

そうげん(sougen)

1
一つのサイクルがおわって、新しいサイクルがはじまる巻でした。超越知性体はすでにその場を去っていた。不在の中でその幹部たちが教義を自分流に解釈して力を及ぼすという構図が、やっぱりどこか宗教的だなと思ったわけでした。ダントンやテケナーたちはどのタイミングで復帰するのでしょうか。後半部も新サイクルの幕開けで、新登場のエイレーネ。彼女の冒険も気になります。 あとがきにかえての、タイトルリストより。1324話の「ビッグ・ブラザー」の表題が気になりました。2021/10/13

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