出版社内容情報
深淵の都市スタルセンで、アトランは鋼の支配者の正体が旧知のテングリ・レトスであると知り、かれとコンタクトをとろうとするが
内容説明
スタルセンは深淵作用と呼ばれる謎の影響により孤立していた。時空エンジニアはプシオン性のヴァイタル・エネルギーを流しこんでそれを阻止しようとしたが失敗、変節してグレイの領主となっている。そんなときにあらわれたのが“鋼の支配者”だ。その正体がケスドシャン・ドームの守護者テングリ・レトス=テラクドシャンらしいと知ったアトランとジェン・サリクは、なんとかして鋼の支配者のもとへ行こうとするのだが!?
著者等紹介
井口富美子[イグチフミコ]
立教大学文学部日本文学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
6
「鋼の支配者の呼びかけ」と標題作の二篇収録。スタルセン世界が舞台で、階級制度の廃止の”鋼の支配者”の声を悪用して自分たちの都合のいい世界にしようと企むガーティン、彼と戦うアトランとスタルセン世界の住人との戦い。”鋼の支配者”がレトス=テラクドシャンであることがわかったものの、彼と接触しようとのアトランとジェン・サリクの試みは、敵からの攻撃にあい困難を極める。またグレイの領主によるグレイ領域の拡大も進行し…。ついに深淵の騎士に条件付きで応じたアトランを加え、深淵の騎士たちの運命やいかに。2020/01/13
mabo510
0
都合良すぎる展開だが、許す! 既に、シーリーズ読み続けるのがライフワーク化してるから2020/01/22