出版社内容情報
レジナルド・ブルは、クロノフォシルの一つであるという、アンドロ・アルファへと向かう。そこでは全面戦争が始まろうとしていた
内容説明
無限アルマダの通過に向けて銀河系に航路を開く役目をはたす炎の標識灯が、フェルト星系の惑星ガタスに近づいた。ところが、ガタスでは時間エレメントの攻撃によって時間軸が狂ってしまう。エレメントの十戒が炎の標識灯を消そうとしているのだ。コスモクラートのタウレクとヴィシュナ、レジナルド・ブルが惑星防衛の準備をするなか、炎の標識灯に変化が起きる。なんと炎はかつての姿、惑星ゴルゲンゴルにもどっていた!
著者等紹介
増田久美子[マスダクミコ]
国立音楽大学器楽学科卒、ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
5
「危機の源アンドロ・ベータ」と標題作の二篇収録。仮面エレメントであるオクレメクと技術エレメントの1=1バルツェンによるテフローダーとマークスの対立を、ブリーらが回避しようと奮闘する。舞台はアンドロメダ銀河の衛星銀河の一つアンドロ・ベータ。死んだはずのファクターⅠミロナ・テティンとファクターⅢプロフト・メイヘトを「甦らせ」たオクレメクらだったが、彼女らの思わぬ抵抗に遭い作戦は失敗していく。それにしても”腹の立たない男”ゲリー・ボーにこんな役割を負わせるとは、ちょっと都合良すぎでは?標題作のラストも。2019/08/11