ハヤカワ文庫SF<br> 時空大戦〈2〉戦慄の人類殲滅兵器

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ハヤカワ文庫SF
時空大戦〈2〉戦慄の人類殲滅兵器

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150122355
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

未来からの時空通信による警告を受けたシャイロー大佐は、AI戦闘艇部隊と共に強大な異星人艦隊の猛攻撃を次々に撃退するが……

内容説明

“ディファイアント”とAI戦闘艦部隊が敵艦隊と交戦中に、敵がアバロン星系を襲撃する予知幻覚を見たシャイローは、ただちにアバロン星系へと向かう。だが、シャイローが見た予知幻覚とまったく同じものを、同時刻にAI戦闘艇も受信していた。このことから、このメッセージは未来からの通信であり、人類殲滅をもくろむ異星人との戦いは宇宙空間だけでなく、時間流のなかでも同時進行で行なわれていることが判明するが…

著者等紹介

ヴェアー,ディトマー・アーサー[ヴェアー,ディトマーアーサー] [Wehr,Dietmar Arthur]
1954年ドイツのデュースブルク生まれ。1957年にカナダへ渡り、キングストンのクイーンズ大学で学び、商学士の学位を得たのち、二十年にわたって金融アナリストの仕事を続ける。無類のミリタリイSF好きで、2013年59歳にして『時空大戦』四部作を発表し、SF作家デビュー。たちまち大評判となり、ベストセラーとなった。多くのミリタリイSFシリーズを立て続けに発表し、人気作家の地位を不動のものとしている

月岡小穂[ツキオカサホ]
英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

163
戦闘シーンや作戦に力は入っているのだが。長年苦労を共にした仲間が死んでもなんだか道具の一つがなくなったくらいの描写しかない。この作家さん、AIの描写の力の入れようがすさまじく、人間に興味がないのかもしれない。惑星は相変わらずオメガ89など数字ばかり。宇宙人の姿が初めて描写されたのも面白い。2020/05/01

宇宙猫

17
★★★★ 戦術・戦闘が最重要で次がAI、人間にはあまり頓着していないようで、仲間が次々無くなっていくよりAIが破壊された方を悲しんでいる主人公に若干もやもやを感じる。最後まで読んだら、それも意味があるのかもしれないし、地球への仕打ちを考えたら、そういう方向のスペオペなのかもな。D2023/07/08

もち

17
「ワルキューレ、わたしのきみへの絶対の信頼は揺るがない」◆シャイローの幻視を、戦闘艇AIも目撃した。どうやら未来から送信されたメッセージのようだ。敵方も同じ技術を有しており、戦争は時空通信による防衛側有利の諜報戦へ。勝利条件は、一撃での殲滅――■未来が部分的に分かっている中で、作戦を組む難しさと面白さ。各人と各AIが考え抜き、視た結果へとどうにか辿り着く、綱渡りの連続だ。AIと人間の揺るがぬ関係に何度も心を打たれつつ、衝撃の新展開へ。2019/12/18

わたなべよしお

13
いやぁ、好きだなぁ、こういうの。しかも、なかなか壮大な話になってきました。意外ですが、これはこれで面白い展開です。人類が滅亡しようとしているのですが、その辺の描き方は割とさらっとしているなど、B級感はありますが、そこはそれでいいと思う。4部作というので、早く次巻を読みたい!2019/06/23

SINKEN

8
【総評】★★★☆☆【感想】主人公が時折垣間見る幻視が、実は未来人からの警告だったというのは割と斬新。なんで主人公だけに見えるのかはまだ謎ですが、大きな意味が今後記されるのでしょう。戦闘ドローンやAIの活躍がめざましく、そのAIと主人公との交流も密に描かれていて印象深い。星系が多岐にわたりかつ戦闘の舞台となる宙域が複雑すぎるのと、敵艦との接触距離などが極端に大きいのでいまいち戦闘シーンをイメージしづらい。しかも大半はドローンで突っ込んで撃破するだけなので戦闘自体が空疎な感じ。ラストでもう一波乱あり。2020/01/02

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