ハヤカワ文庫SF<br> セミオーシス

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ハヤカワ文庫SF
セミオーシス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 592p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150122140
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

惑星パックスを植民開発する人類は土着植物
が意思を持つことに気づく。人類に敵意を持
ち意図的に毒を持つ植物との共存は可能か?

スー・バーク[バーク スー]
著・文・その他

七瀬 由惟[ナナセ ユイ]
解説

水越 真麻[ミズコシ マアサ]
翻訳

内容説明

地球の環境破壊と不平等に絶望した数十人のチームは、冷凍睡眠を経て惑星パックスに入植した。パックスは地球より10億年古い星で地上の多くが植物相に覆われている。ある日、原生植物“雪のように白い蔓”の果実を食べた3名が死亡。植物学者のオクタボは、植物が人間を排除するため意図的に毒化したのではと疑う…異星の知的生態系との共存を目指す入植者による、7世代100年にわたる最初の接触を描く宇宙植民年代記。

著者等紹介

バーク,スー[バーク,スー] [Burke,Sue]
アメリカ・ウィスコンシン大学ミルウォーキー校でジャーナリズムと政治学を学んだのち、さまざまな新聞社、雑誌社で記者、編集者として勤務した。クラリオン・ワークショップを修了後、1999年スペイン・マドリッドへ移住し、現地でSFコミュニティに参加した。2016年アメリカに戻り、スペイン文学の翻訳活動のかたわら、SF系ウェブマガジンや『アシモフ』誌などに、30以上の短篇作品や詩、エッセイを発表している。現在シカゴ在住

水越真麻[ミズコシマアサ]
南山大学外国語学部英米科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヘラジカ

44
はじめは『トリフィド』のようなサバイバルSFを想像して、読み進めるにつれて『地球の長い午後』的なディストピアSFを期待し、後半以降を読んでそのどちらでもないことが分かって少しガッカリという小説。「これまで読んだことがない」と言えばその通りなのだけれど、そこまで変わったところがあるとも思えないファーストコンタクトもの。ジャンルとしてガッカリしただけで物語としては結構面白かった。特にスティーブランドの戦略的な思考は斬新で良いなあ。ここだけは目新しい感じがしたかもしれない。万人向けソフトSF。2019/01/11

kurupira

16
シム系の開拓ゲームしているのをずっと眺めている感覚を持った。SF要素の中でもソラリス的な印象を持ったが、植物とコミュニケーションが成立するには、もっと厳しい条件、、そもそも植物に個性・自我があるのかとか、考えるプロセスの根本が異なるのではとか、そんな事を読後に思ったが、読んでる時はストーリー展開が目まぐるし展開し一気に読めました。2019/02/22

ヴィオラ

15
最初は展開が急すぎてバランス悪いなぁと思ってたけど、1冊でここまで描こうと思ったら、こういうリズムになるしかないか…と納得。個人的には、気になる所がバッサリ切られていっちゃう感じがして寂しかったですが…。特に。異なる知性間のコミュニケーションが簡単に成立し過ぎちゃう所がね…いや、作者の主眼が「コミュニケーションがとれた後」のアレコレっぽいので仕方ないかもですが…。ただ、続編ありきで展開するよりは、一冊でまとめてくれたことは評価して良いかも。章ごとに色々な味付けがしてあって、飽きずに楽しく読めました。2019/01/26

スターライト

15
「新世代のル・グィン」「21世紀の『地球の長い午後』との帯の惹句にあおられて読んでみた。第一長篇でこのヴォリュームとアイデアは素直に拍手を送りたい。太陽系外に新天地を求めて旅立った一行が、異星で苦難を乗り越えながらも定住していく。7世代100年に及ぶ年代記が、それぞれの時代の中心となった人物の視点から集団内の協調と不和、その惑星の動植物らとの接触が語られる。コミュニケーション手段に「におい」を使うのは斬新。できればレムばりにスティーブランドとも意思疎通不可能な物語だったら面白かった気もするが、十分面白い。2019/01/17

アカツキ

14
戦争と環境汚染に嫌気がさして地球を飛び出した数十人の人々は緑生い茂る惑星パックスに入植。しかし、不時着で重要機器や物資が失われてサバイバル生活が始まる。そんな中、ついこの間まで無毒だった実を食べて死亡する事故が起き、植物学者オクタボは植物に知性があるのではと…。7世代100年にわたる知的植物生命体と人間の攻防と共存を書いたSF小説。世代によって味わいの異なる物語が展開される。知能の高い竹と交流を始める第三世代ヒギンズ、竹と協力して殺人事件を解決しようとする第四世代タチアナの物語が好き。2024/10/17

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